「すばらしき三重」の取材 2021.01.14 11:38 百五銀行の広報誌「すばらしき三重」の取材がありました。白山町川口にある、JR名松線関ノ宮駅~白山資料館~医王山東光寺~法蔵寺~瀬古集会所(廃高田寺)~医王寺河口頓宮跡を案内しました。冬の寒さと、ピーンと澄んだ空気の中、それぞれの寺院がありがたく手を合わせました。そして、新型コロナウイルスが早く収まることをお願いしました。 白山公民館で打ち合わせ 堀口裕世氏とロンデザインスタジオ尾之内孝昭氏 医王山東光寺で説明見学『上野(かみの)沿革史』(平成6年・上野区)より 古老の言い伝えによれば昔は東光寺から東方に集落があり上野の元屋敷といわれている。開基その他全く分からない。然し本尊薬師如来は室町以前の作と思われるから相当古い寺であることはまちがいない。寛文の頃(1660年代)の「紀州領寺改帳」に西称寺の末寺と記されている。又、昭和53年本堂屋根葺き替えの際、鬼瓦を改めたら宝暦3(1753)年と記されているのを見たので、現在の本堂はこの年の建立であると推察される。(後略) ●本尊薬師如来立像 高さ約1m、室町以前(1400年代)の作といわれている。俗に野田の薬師として古来からの信仰が篤い。 毎月12日が祭日で、特に1月・4月・10月の12日には、幔幕を掲げ幟を立てて今も変わらずお祭りをしている。古い昔には露店も出るほど参詣者でにぎわったという。又17年目毎に本尊を開帳して大々的にお祭りをする。