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IBUSUKI SAYURI

ヴィーガン向けのフムスを考案。その結果とは?

2021.01.14 14:00

こんにちは、レシピ制作専門スタジオ、菜々食クッキングクラス事務局でございます。

さて、今回はじわじわと注目を集めている「フムス」についてご紹介したいと思います。

フムスとは、ひよこ豆をペーストにした、主に中東地域で食べられている伝統料理です。最近では、ベジタリアンやヴィーガンなどの間で話題になり、ヘルシーフードとしても親しまれています。用意する素材は植物性食品だけにもかかわらず、手軽に中東料理を楽しめるのもポイントです。

そんなフムスですが、あらかじめ“フムス”として既製品が売っている場合もあるため、手軽に楽しみたいという方は専門店などで購入されるとよいでしょう。まずはどんな味の料理なのか、試してみるのもいいですね。もちろん、手作りすることもできますので、ぜひ試してみてください。

作り方はシンプルで、ひよこ豆を煮て、フードプロセッサーに入れ、なめらかになるまで粉砕します。本来は動物性の油脂を使うため、フムスらしい”こってり”とした味が必要になります。「野菜だけだと物足りない」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

実はこの「既存の商品や料理」「一般的な食事の感覚」というのがレシピ開発や企画において、とても重要な意味があります。

およそ15年前、日本にヴィーガンやオーガニックが普及する以前、植物性食品をメインとした料理を展開しました。単に食材を植物性に置き換えるだけでは、日常的に料理を提供するうえで、美味しいと満足いただけるのは、実は難しいものです。先生が着手したのは、通常の料理に加え、どうすれば、植物性だけでも十分に納得、舌を満足させることができるのか、でした。試行錯誤を重ねた結果、「今まで菜食はムリだと思っていた」「野菜だけの料理とは思えない」「菜食のイメージが変わった」という声をいただき、たくさんの卒業生を輩出しました。

レシピ制作専門スタジオでは、ヴィーガンや菜食料理を得意としていますが、オーソドックスな料理、和食や洋食、イタリアンやフレンチなども網羅しています。今回で言えば、一般的なフムスには動物性食品が使われており、動物性ならではの食べ応え、アクセント、仕上がりを踏まえたうえで、植物性食品だけで、どのような料理に仕上げていくかが重要になります。

その”こってり感”を出すため、和素材の調味料をアクセントに加えました。この、ちょっとしたプラスが大好評でした。「植物性だけで、食べ応えがある」「これならワインだけではなく、日本酒とも相性がよさそう」という声もありました。ちなみに、赤味はパプリカパウダーで、辛味が苦手という方でも心配ありませんし、辛味が好きという方は、チリペッパーなどをふるとよいでしょう。

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◆レシピ制作専門スタジオ/菜々食クッキングクラスについて

2002年より神戸の新しいお料理教室として、オーガニックの要素を取り入れオリジナルの料理やパーティー・おもてなし料理を提案。レシピ制作専門スタジオでは、企業向けのオリジナルレシピ開発、タイアップ企画レシピ、連載レシピコンテンツ、料理動画コンテンツ、飲食店のメニュー開発などを提供中。

【Mail】recipeibusuki@gmail.com

【Twitter】 https://twitter.com/SaishokuCooking