2023-089 オータムハンデキャップ
サマーマイルシリーズ京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)全 4 戦で実施されるサマーマイルシリーズの最終戦。 本競走は、昭和 31 年に創設された『オータムハンデキャップ』を前身とする重賞競走。34 年に『京王杯オータムハンデキャップ』となり、平成 10 年に現在の競走名に改称された。創設時は現在と同じ 1,600mで実施されていたが、一時 1,800mに延伸され、昭和 59 年 に再び 1,600mに短縮された。京成電鉄株式会社は、千葉県市川市に本社を置く鉄道会社。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。
【コース】中山芝1600m(外)
スタートは1コーナー横のポケット地点。中山競馬場芝コースの高低差は5.3mと、JRA全10場の中で最も高低差がある。その最高地点がこの1コーナーのところ。2コーナーまで緩やかに下り、さらに外回りコースのバックストレッチで約4.4mの勾配を駆け下りる。最後の直線距離は310mと、中央4場の中では最短。なおかつ、ゴール前には高低差約2.2mの急坂がある。なお、仮柵によるコース設定はA、B、Cの3パターン。近年は年明けの1回開催と秋開催でCコースが使用されており、A、Bに比べて逃げ馬の好走確率が高くなっている。
【馬番枠番・性別馬齢】
7枠の連対少なく、内枠~中枠有利。
牝馬の好走実績やや多く、1着5回、2着7回、3着2回あり。
馬齢では5歳馬中心で、その他ほぼ互角も、8歳馬は厳しい。
【人気・配当】
馬単の万馬券は6回と少なく、1・2着は上位人気馬から中位人気馬での決着が多い。
下位人気・2桁人は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。
1着はほぼ4番人気以内で、1番人気の2着なく、5・6番人気の1着がない。
2・3着では10~14番人気に注意。