2023-088 セントウルS
サマースプリントシリーズ産経賞セントウルステークス(GⅡ) 全 6 戦で実施されるサマースプリントシリーズの最終戦。 本競走は、昭和 62 年に創設された重賞競走。当初は 1,400mで実施されていたが、平成 12 年にスプリンターズステークスの実施時期が変更されたことに伴い、距離が 1,200mに 短縮され、実施時期は秋季競馬の開幕週へと繰上げられた。なお、第 1 着馬には同年のスプリンターズステークスへの優先出走権が与えられる。セントウル(Centaur)は、ギリシャ神話に登場するケンタウロスの英語訳。上半身が人間、下半身が馬の姿をした架空の怪物。阪神競馬場内のセントウルガーデンにはセントウル像があり、同競馬場のシンボルとなっている。産業経済新聞社は、東京と大阪に本社を置く新聞社。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。
【コース】中京芝1200m(外)
スタート地点は向正面直線の真ん中付近。緩やかな上り坂を120m進んだ後、緩やかな下り坂に入る。3~4コーナー部分はすべて下り坂で、最後の直線へ。ゴール手前340m地点より240m地点にかけては高低差2.0mの急な上り坂。勾配は2.0%で、中山競馬場芝コースに次いで傾斜がきつい坂が設けられている。ラスト240mはほぼ平坦。芝コース全体の高低差は3.5m。最後の直線距離はAコース時、Bコース時ともに412.5m。
【馬番枠番・性別馬齢】
3・7枠の連対少なく、中枠有利。 ただし8枠は好調。
1着の馬番は1桁がやや多く、10番以降の1着馬番は7回出ている。
牝馬の好走実績多く、牡馬と互角。
馬齢では4・5歳馬中心で、7歳馬はやや苦戦。8歳馬は厳しい。
【人気・配当】
馬単の万馬券は5回と少なく、1・2着は上位人気馬から中位人気馬での決着が多い。
下位人気・2桁人気は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。
1着はほぼ6番人気以内で、4番人気の2着なく、6番人気の3着がない。
2・3着では7・9・11番人気に注意。