福井県で世界基準のボイトレを-TAKEYA Vocal Lesson

発声障害からの克服

2021.01.16 00:00

生徒さんの承諾を得て掲載させていただきます。


発声障害という、

自分だけではどうにもならない困難を抱えていた生徒さん。


私も、ここまで医療的なアプローチが必要となるケースは初めてで、

どれくらいの期間を要するのか、

という漠然とした不安はありましたが、

なぜか「絶対に回復する」という自信だけはありました。


それは、

ベルティング発声は体を使うものだから。


もちろん声帯も使うけれど、

そこが機能するのであれば、

諦める理由は見当たらなかった。


何より、

「もう歌うのが苦しい」

と感じている生徒さんが、

ここまで練習を重ね、

ひたすらに自分の声や体、

心と向き合ってこられたことは、

人として尊敬します。


ボイトレに通ったのは、

あくまでHow toを学んだに過ぎず、

この方の努力があってこその成果でした。


その喜びを、

私も一緒に体験することができたことを、

心から感謝いたします。


歌えるようになってきた最近は、

初めての洋楽にもチャレンジしている声が聞けます!!


困難を抱える以前よりもたくましい歌声になる、というトレーナーも驚きのステップを踏まれています!


以下感想です♡


●ボイトレのきっかけ

約1年半前から、

声の出づらさを感じるようになり、

声が詰まったり声が波打って上手く話せなくなる症状が出始めました。


病院で診察してもらったところ、

「痙攣性発声障害」か「緊張性発声障害」と診断されてリハビリ通院を始めました。


会話が困難なストレスもあったのですが、

元々歌うのが好きでカラオケによく行っていたのに、

歌うことすら困難になってしまいました。


そんな時に、

リハビリと合わせてボイストレーニングを初めてみようと思いました。


色々ボイトレをやっている所を探してたところにこちらのボイトレを見つけ


「声帯に負担をかけずにリラックス状態で歌う」という発声法


に挑戦してみたいと思い通い始めました。


●良かったこと辛かったこと

最初はスケールさえもまともに出なくて凄く辛かったです。


歌も全然詰まって歌えないし歌っていても楽しいって1ミリも思えませんでした。


2週間に1度通わせてもらってるけど本当に長い目で見ても声が出る気がしなくていつも不安だらけでした。


他の生徒さん達はどうなのかな?

とか、

私だけ全然成長できなかったらどうしよう?

とか不安な気持ちだけがずっと付きまとっていました。


なかなか身体で歌を歌うという感覚が覚えられず、

今もまだできない事が多いのでこれからもっと覚えていきたいと思っています。


最近になってやっと会話も普通に出来るようになって、先生に

「表情変わったね」

って言われた時凄く嬉しかったのを覚えています!!


歌うことも前より怖くなくなってきて、

出ない時もあるけど前より出ることの方が増えてきたのが心の支えです。


これからもっとたくさん身体に叩き込んで色んな歌を心から楽しんで歌えるようになりたいと思っています!


●感想

ボイトレ自体は実はずっと前から気にはなっていて、

でも音楽活動してるわけでもないしなぁ

とか色々考えながらずっと通ったことがありませんでした。


今回こんな障害にかかってしまったのはとてもショックだったんですが、

ボイトレに挑戦するキッカケをくれたと思うと少し前向きになれる気がします。


まだまだ完全に声が出るようになったわけじゃないけど、

これからはもっと前向きに練習していけたらと思います!!