Impella
2022.08.09 03:43
薬物療法抵抗性の急性心不全に対して、左室アンロードと循環補助を目的として挿入されるデバイス。
ラインナップ
新しいバージョンが出ている可能性があるので、こちらで確認。
Impella2.5, ImpellaCP, Impella5、Impella5.5
Impella2.5とImpellaCPは経皮的に挿入できるため、あまり手術室には来ない。
主に麻酔科が出会うのはImpella5, 5.5。こちらは、カットダウンでFAに人工血管を立てて、そこから挿入する。
挿入時の注意点
血管アクセスが得られたら、ヘパリン化。ACT>250sec
Impella2.5とCPでは、ピールアウェイ式イントロドューサーのダイレーター抜去時にはACT>250secとなっているように。大口径のイントロドューサーでは中に血栓ができる可能性があるから。
Impella5では、Impella挿入時にはACT>250sec
Impella5は大動脈弁から3.5cm心室側に吸入部が来るように留置。
Impella2.5とCPは不透過マーカーが大動脈弁に来るように。
留置用シースの側管はヘパロックで、投薬等は禁止。
モニターでの位置波形
Impella2.5とCPは、正しい位置ならば、大動脈圧波形
Impella5は、AoP-LVPなので、収縮期に低く拡張期に高い波形となる。Aーlineがなまっても、大動脈圧ではないので代用としては使用できないことに注意。
ICUでの管理
ACT 160-180
Bed Upは30度までで、下肢の伸展をkeepする。
使用できる期間
Impella2.5 : 5日間、ImpellaCP : 8日間、Impella5 : 10日間
これ以上になると、入れ替え等が必要となる。
その他