プロコーチ塾に登壇します(単発受講可能)
カウンセリングの効果は民間保険大国アメリカではかなり熱心に研究されています。保険会社が、保険料のプランを作成するにあたってセラピーごとの効果を知る必要性があるから、その研究費がけっこう世の中に回っているというわけです。
そしてよくセミナーでお話しするおもしろい研究があってですね、傾聴トレーニングなどを受けた牧師さんみたいなセミプロカウンセラーと、博士号まで取ってるプロの臨床心理士(アメリカでは臨床心理士は博士。日本では修士)とでカウンセリングの効果にどれほど違いがあるかという研究。 な
かなか過激だけど本質的じゃないですか。
その結果がとても面白くて、「最終的な結果には大きな差はない(!!!)」。
ますます面白いじゃないですか。 じゃあプロは何がプロフェッショナルなのかというと、「そこに至る時間が短い」という事なんです。 無駄がない。寄り道がない。
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この無駄なさというのは、プロの見立ての能力の高さ。
どれだけ相談の本質を的確に見抜けるか、というその能力の高さこそが、セミプロとプロとを分けます。
これは対人支援全般に言えることだと思います。
優秀なボランティアレベルの聞き上手な人と、プロとして食っていくことができる人。 その違いを決めるのは、見立ての能力の高さであり、的を射た援助ができる能力です。 この人に何が起こっていて、どんなサポートが必要なのか、を的確に早く見抜く力。
9月末のプロコーチ塾では、僕が講師としてお招きいただいておりまして、そんな見立ての能力を磨く、実践的なお話をワークを交えてさせていただきます。
(以下転載)
第3期プロコーチ塾の第4講の単発受講生を募集いたします。
本講義では、成人の意識の発達理論で鍵となる、段階3から段階4の見立ての仕方と支援の仕方について、デモも交えたワーク形式で、お届けいたします。
ここでは、発達段階の細かい説明は省略しますが、段階3と呼ばれる段階は、別名「他者依存段階」という表現でよばれ、世の中の70%近くの人がこの段階にいると言われています。この状態が悪いというわけではないのですが、周囲の環境に流されずに自分の意見を持つようになる段階4への意識の段階支援がコーチングでは非常に重要になってきます。
そのためには、"見立て"、"支援"することが必要になってきます。
本講では、第一線で活躍されてきたプロのカウンセラーふたこわたる氏をお呼びし、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー 読み:アクト)やプロセスワーク的な"見立て"を学びながら、クライアントにとって、その時に本当に必要な支援まで教わっていきます。
◯発達理論についての説明
http://life-with-coach.jp/hattatsu.html
【受講の目安】
プロコーチの資格(CPCC, CTP 等)を持ちコーチとして活動している方、プロコーチのトレーニングを履修している方、プロコーチ塾1期、2期を受講した方が対象です。
お申込みは、下記のこくちーずからのお申込みをもって完了となります。
◯こくちーずURL
http://www.kokuchpro.com/event/procoach3_4/
【開催情報】
■日時:
2016/09/25 10:00-17:00 (お昼休憩を含む)
■場所:
ザ・フィールド用賀(用賀)
住所:世田谷区用賀4-11-14 ASA用賀 2階
■受講費用:
25,000円
■定員:10名
■主催: アウェアーズ合同会社 プロコーチ塾事務局