お話し会レポート@老人福祉センターあじさい館(2016年8月30日)
新荘地区のお話し会レポートです!
新荘では自治会である住みよいまちづくり新荘会も共催に入って開催を検討しています。
隔月開催で、新荘市民センターと老人福祉センター あじさい館の2カ所で交互開催とし、住民のエリアに寄り添っています。
あじさい館での定期開催初回は、なんと大型台風10号(・_・;
参加者が行き帰りに台風などで危ない目に合わないことを願いながら会場に行くと、傘をさして自治会の川又会長や参加者がパラリパラリと表れ、2グループ構成できました(^O^)/
ファシリテーターは訪問薬剤師の根本みゆきさん。
やさしい口調で、住民目線での進行はさすがです。 高齢者支援センターから2名、水戸在宅ケアネットワークから異なる職種4名の専門職も参加。
<主な内容>
・専門職の自己紹介
・あなたの元気の源は
・在宅医療介護の素朴な疑問
・健康寿命を伸ばすには
・低栄養にならないために
「101才まで生きる。101歳になって朝の10時に死ぬ予定(笑)」...とKさん79歳。
「日野原先生(元聖路加国際病院院長) のエッセイや講演で、100才を越えるとバラ色の人生が待っていると言っていた。バラ色の人生かはわからないが、なってみないとわからないから 101才まで生きる」と笑顔で。
目標をもち、いろいろな人に話しているそうだ。
そして、食べ物、運動、生活習慣には充分きをつけている。
自らも60才で脳梗塞を体験し、それから食生活をガラリと変えた。
母親の介護経験もあり、当時は介護保険以前で、サービスも充実していなかったが、いろんな方に相談しながら98才で他界する約30年間をささえた。 訪問入浴も当時は1万円以上かかり、車2台スタッフ6人、1万円でも赤字なんですと言われたが、その後介護保険の施行で、色々なサービスが徐々に充実してきたのを感じながら、介護を続けてきた証人でもあった。
この方の明確な目標を聞くと、「私ももっと健康寿命を伸ばせるよう頑張らなきゃと」思う高齢の方もいるに違いない。元気をもらえるお話し会。そして、自分は将来どうありたいのかを考えるキッカケに。 そんなお話し会が水戸市末広老人福祉センターあじさい館での定期開催のスタートとなりました。