岡山のHIPHOPアーティスト
岡山のHipHopper脱兎君。
5年前くらいにライブに出させてもらうタイミングでお邪魔した倉敷サイファーにて初めてお会いしたラッパーです。
あの時自分の店を出すんだとラップしてた彼はその後本当に店を出し、
今やクラブイベントにやってきたゲストの方々も訪れるカフェを営んでいます。
僕がリスペクトするのは彼の行動力。
HIPHOPの定義は広く多々議論にもなってますが、彼は恐らくその細かいところも大まかなところも全部ひっくるめたカルチャーを愛してるのだと思います。
だからラッパーにもダンサーにもお客さんにも全てに敬意を払っているのでしょう。
DJタイムにあんなにダンサー達が楽しそうに踊るイベントに参加した事はありませんでした。
たまにコーヒーを飲みに行くと笑顔で出迎え、美味しいコーヒーを淹れてくれます。
そんな彼がなんと、
同じくHIPHOPを愛するOuriK君と立ち上げたレーベル
THE WEST CLASSIC RECORDSのグッズであるパーカーをもってわざわざ僕の住む街まで手渡しにきてくれました。
何故今回この記事を書いたかというと、
嬉しさと敬意は勿論ですが先程見送った時僕は、、、
怪我をしたのです。
親指の爪あたりから血が。
痛いとか言いたいのではありません。
思い出したのです。
僕が一番仲良くさせてもらってる
唯一親友と呼べる男。
彼が夢を追い地元から東京に旅立つ時に僕は思わず電信柱を登り、彼の乗る車が見えなくなるまで手を振りました。
そのあと手のひらの怪我に気付きました。
今回は敬意を表して脱兎君をブレイクダンスの技、チェアーでお見送りしたのですが、
そのあとこの怪我に気付きました。
夢を追い掴む。
そんな人の背中を見て、関わる事で僕はとても勇気を貰えます。
トラックメイク頑張る。