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A recollection with you

窓際で 編ーその7ー Shiho side.

2016.09.14 15:39

あたしは、二人をじーっと見ていた。

なんだか、すごく仲良くないかなぁ?


不意にこっちを向いた祐月さんが、焦った顔をした。置いてきぼりにしてごめん、だけじゃない。何だろう、ごめんって目が訴えてるような…。


「何ですか?」

「えっと…ごめん」

「大丈夫ですよ」


と言った自分の声がちょっと怖かった。


「ちょっと、あたしにも見せてください」

「う、うん」


祐月さんの書き込みは、未夜さんの言うとおり、ちゃんと読めなかった。


「待っててください。あたし書き直しますから」

「ゆづくん、帰りにちゃんと労ってあげなよ?」

「は、はい…」


祐月さんが狼狽えているのを横目に、あたしは書き直す。少し経ってから、未夜さんに見せてみた。


「こ、これ完璧!ねえ、ウチ来ない?」

「未夜さん、それだけは勘弁してください」

「なーに焦ってるの、そんなことしないって」


と言い合う二人がやっぱり、羨ましい。

何だろう。分からないけど。


「それじゃあ、次生まれてきたときに、未夜さんのところに行きますね♪」

「もう、かわいいっ」


悪気ないんだ…と思いながら、頼れるお姉さんみたいだなあとも思った。