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Baby教室シオ

おもちゃ『木製パズル クジャク』

2021.01.19 00:00

これまでに何度も同じメーカーの木製パズルをご紹介していますが、今回は色学習に視点をおいて使用します。

勿論パズルとしても使用できますが敢えて色に集中させ、惹いてはクジャクのオスに意識を向け鳥に関心を持ってもらうきっかけ作りもねらっています。

全てをばらしてクジャクの体を作り、羽に見立てた色パーツを確認をしながら型はめをしていきます。2歳前後の子の場合にはテーブルの上に置いてはめていくと良いでしょう。

オスのクジャクの羽の美しい青緑の目玉模様をパーツに見立てていますが、実際にオスはこんな羽を持っているんだよというアナウンスも同時に行います。2歳だと「ふ~ん」と触って終わりの関心の示し方ですがそれでいいのです。その回数を増やしその接点を沢山設けておくことで、ある日何かのきっかけで点が一挙に繋がり面になります。

2歳以上であればクジャクの胴体を作って立てた後に色パーツを組立て美しい羽をイメージさせます。羽のパーツは微妙に形が異なるため所定の位置を教えながらはめ込んでいきます。

最後に余談ですが大学時代住宅街の大きなお庭のある家の側を通りかかると、突然大きな叫び声がしたかと思うとオスのクジャクが羽を広げて近づいてきた恐ろしい経験をしたことがあります。メスに間違われたのかと友人にからかわれましたが、どうもそれは繁殖期特有の縄張り争いだそうです。どうも敵対する立場だったようで・・・

クジャクの羽を広げる優雅な姿よりも怖さを知った経験を子に話すと、大きなものに興味を示す5、6歳の男の子はものすごく興奮します。3歳児は「アーアー」と鳴き真似し声を上げ興奮します。そんな各年齢の興奮はその年の男児の発達特徴です。興奮を好奇心に結びつけるためにも発達を知ることが良き導きとなります。