コーヒーストーリー vol.4 from 泉基樹
皆さん、こんにちは!
西九州・沖縄エリア エリアコーヒーマスターの泉基樹と申します。
エリアコーヒーマスターとは、所属するお店や地域で、仲間のパートナー(従業員)やお客様に、コーヒーの魅力や楽しさを分かりやすく伝えるブラックエプロンバリスタのことです。僕を含めて16名のエリアコーヒーマスターが全国で活動しています。
スターバックスでは毎月20日をエシカルなコーヒーの日として、コーヒーマスターから皆さんにコーヒーストーリーをお届けしています。
今月もコーヒーのクイズから始めましょう!準備はいいですか?
答えはこの記事の途中で紹介します。
◎ETHICAL COFFEE QUIZ◎
コーヒーの花はどんな香りがするでしょう?
① ミント
② リンゴ
③ ジャスミン
僕は普段、ブラックエプロンを着てお店でフラペチーノやラテを作りながら、お客様やパートナーにコーヒーの魅力を伝えています。
例えば、『私、コーヒーは苦くて飲めないです…』というお客さまやパートナー(最初はブラックコーヒーが飲めないパートナーも多いんです)に、相性ぴったりのシロップやミルクでアレンジしたコーヒーを楽しんでいただき、生産地の食べ物や文化のストーリーを話すことで生産地への興味を持っていただくきっかけを作ることを大切にしています。
では、クイズの答えです。
コーヒーの花はどんな香りがするでしょう?
A.③ジャスミン
コーヒーの木は植物なので花が咲きます。まさか苦みを感じるコーヒーの花の香りが、ほんのり甘く上品なジャスミンの香りだなんて想像つきませんよね。僕も初めて香りをかいだ時、その繊細さに驚きました。
ちなみにコーヒーの木の栽培はややデリケートで難しく、日本の家で育てようとしてもなかなか育ちません。僕も何度枯らしてしまったことか・・・。
ところで皆さんは、コーヒーの花の花言葉をご存知でしょうか?
コーヒーの花の花言葉は『一緒に休みましょう』です。コーヒーを飲んで、一緒にリラックスした時間を過ごしてほしいという思いやりに溢れた言葉を持っています。誰かを思いながらいれるコーヒーは特別ですし、また誰かに心を込めていれてもらった1杯って本当においしいですよね。
そしてこれからもお客様においしいコーヒーを提供し続けたい、僕たちスターバックスはそう思っています。実はそのために取り組んでいるプログラムがあるんです。
そのためにスターバックスでは、毎月20日を世界中のコーヒー生産者とのつながりを感じながらコーヒーを楽しむ日「Ethically Connecting Day(エシカルなコーヒーの日)」として取り組みをしています。
実は僕自身も入社当初は、「エシカル?倫理的??」と言葉の意味も何もわからず、お客様にお話しするのに大苦戦しました。
でもあるとき、僕らの目の前に当たり前にあるコーヒーは、自分の子供、孫、そしてその先も当たり前のように僕らの元に届くのだろうか…と考えたことがありました。
そう考えながらコーヒーのことを学んでいくうちに、今まで無頓着だった環境問題のことや、地球の裏側の農園で働く仲間たちのことを考えるようになっていきました。
いま、未来の家族や仲間たちに、自分ができることは「世界中の生産者が情熱を持って栽培しお店に届いたコーヒーを、魅力的にお客様にお届けすること」だと僕は考えています。
だからこそ、毎月20日のエシカルなコーヒー日というのは、世界中のスターバックスの仲間を想いながら、いつも以上にお客様とパートナーと生産者のストーリーについてお話する日にしています。
僕は今、カフェ ベロナ®というコーヒーを飲んでいます。僕にとって、大切な人と飲むときにぴったりなコーヒーです。
ダークチョコレートのような口あたりと、ほのかなスモーキーさが特徴で、チョコレートとの相性がよいこの時期にもぴったりです。
カフェ ベロナ®のパッケージには、2本の薔薇が描かれています。
2本の薔薇の花言葉は『この世界は2人だけ』
薔薇は愛を象徴する花で、大切な人に想いを伝える花として有名です。
最後にそんなカフェ ベロナ®のおすすめの楽しみ方をひとつ、紹介します。それはチョコレートクリームドーナツとのフードペアリングです。
ぜひ、ドーナツがとろけるような上品な甘さに、カフェベロナは少しビターなホットチョコレートのような味わいに変化しますよ。
皆さんもぜひ、大切な人とコーヒーを楽しみながら、少し生産地に想いをはせ、心を安らげ、一緒に休みましょう。
次回は2月19日に東東海エリアの梶原真央さんのストーリーをお届けします!