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manos magicas

油脂吸着法

2015.02.19 14:12

アロマセラピストを目指しているYumiです^^


油脂吸着法は、高温に弱い精油成分をこわさずに、微妙な香りを抽出することが出来る
方法です。

手間とコストが高くつくため、現在ではほとんど行われていません

では、なぜ覚えないといけないのか・・
これもアロマの歴史の一部だからです。

油脂吸着法には、次の2通りがあります。

◎アンフルラージュ法(冷浸法)
  =常温
 ガラス板にラード(豚脂)やヘット(牛脂)を塗りつけて、原料(花など)に触れないようにかぶせ、原料を何度も取り替えながら香りを移します。

◎マセレーション法(温浸法)
 60~70℃に熱したラードやヘットに植物を浸し、何度も原料を取り替えながら香りを
吸着させます。


いずれも、原料の香りが移った脂をポマードと言い、このポマードにエターナル(エチルアルコール)を混ぜて香りを移してから、エタノールを蒸発させて精油を抽出します。

これをアブソリュートと言います。

映画の「パフューム」って知っていますか?

私は、まだ観たことありませんが、ある調香師が良い香りを摂るため女性を殺し、
この油脂吸着法で香りを摂っていくというサスペンスらしいです。

興味のある方は観てみてください

私も怖いけど、ちょっと観てみたい・・