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manos magicas

アロマ検定1級用⑫ 大脳辺縁系の構造と働き

2015.05.04 05:29

アロマセラピストを目指しているYumiです^^


大脳辺縁系は、アロマテラピーには大事な部分ですね~

<大脳辺縁系>

[構造]
大脳半球の内側面に位置し、間脳や脳粱を環状に取り囲んでいる。
大脳皮質の古皮質・旧皮質にある嗅球・嗅索・扁桃体・海馬などが含まれる。


[働き]
古皮質の部分なので、本能に基づく情動行動や食欲、性欲、記憶などをつかさどる重要な中枢で視床下部と連携して自律神経、内分泌系(ホルモン)の調節や本能行動のコントロールを担っている。
扁桃体は、快・不快や恐怖などの情動反応を起こす部位で、海馬は記憶の中枢です。

大脳新皮質と大脳辺縁系は、大脳辺縁系での欲求や情動を大脳新皮質の知性や理性がコントロールするという形で関わっている。


[アロマテラピーとの関係]
アロマテラピーは、香りが大脳辺縁系に直接作用することを利用した癒しの方法。
香りは、嗅覚の一次中枢である大脳辺縁系へ伝わり、視床下部と連携して自律神経を調整し、身体の機能が整えられる。
香りのもたらす記憶を引き起こし、気持ちが落ち着いたりリラックスしたりという心理的効果もある。