【ジョームの古賀です】レノファ山口・新陣営に想う
ジョームの古賀です。
僕が日々の業務(と日常のいろいろ)のなかでつれづれに感じて考えた事を、不定期に更新していくブログです!
<ジョームの古賀・豆知識>
セフティワンの前身であるエス・エイチ・エスの頃から、警備員として現場に立つ。路上で大往生したいほど仕事が好きな現場人間。2人の娘の父親でもある。
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2021年も幕を明けましたが、あまり明るい日本ではないようです。
しかしやることをしっかりやり、何事も前向きに頑張っていれば必ず未来は明るいと信じ、本業である警備業務を真剣に取り組んでいきたいと思っております。
で、サッカーですが。
レノファ山口は新監督に渡邉晋氏を迎え、新メンバーも大方決まって新陣容が見えてきました。
今年の新メンバーで驚いたのは、高木大輔選手と島屋八徳選手の加入です。
いずれもレノファ山口に在籍経験があり、この度レノファに復帰となりました。両選手の復帰は私だけでなく、多くのサポーターが歓迎しているところではないでしょうか。
高木選手は父親が山口に縁のある高木豊氏で、2019年夏にガンバ大阪に移籍しました。ちょうど天皇杯のセレッソ大阪戦後にお別れの挨拶があり、私も現地で涙を堪えて送り出しました。
2018年に東京ヴェルディからレンタルで山口に来てくれて、来年は帰るだろうなと思っていたら、2019年に完全移籍、そのときのサポーターの歓喜は非常に大きかったのを覚えています。それだけにその夏にガンバへ移籍となった際には激しく落ち込みました。しかしJ1の、しかもガンバから声がかかったのならと、涙を呑んで送り出したのです。
島屋選手はレノファを離れたあと、徳島ヴォルティス、サガン鳥栖、徳島ヴォルティスと移籍し、この度山口に帰ってきてくれました。
今までレノファを離れた選手が帰ってくるということはあまり無かったので、非常に嬉しく思っているわけであります。
島屋選手には2018年8月にレノファが6戦勝ちがなかったときの徳島戦、2-1で勝っていて、あとアディショナルタイムのラストプレーをしのげば久々勝てる!という緊迫した場面でコーナーキックからヘディングで決められ同点にされた苦い思い出もあります。
試合終了後、レノファサポーターに挨拶する島屋選手に対して、私も怒りと愛情を持って「やっさん!何してくれるんっ!くそナイスゴールや!!」と叫びました(その節はすみません・・・)すると島屋選手はごめん、という感じで両手を頭の上で合わせてくれました。
そのあと「いつか山口に帰ってきてねー!」というと笑顔で手を振ってくれました。島屋選手はホームページの挨拶で、レノファでJ1昇格を成し遂げようと言ってくれています。我々もまたやっさんとともに昇格を目指して戦えることに大きな喜びを感じています。
今、心配なことは「無事に開幕を迎えることができるのだろうか」ということです。
昨年もリーグが4カ月も止まり、今までにない緊急事態でしたが、なんとか42試合を完遂できました。
いまだに収まらないコロナ禍で、「サッカーどころじゃないだろう」とお叱りを受けるかもしれませんが、選手やスタッフにとってはそれが職業であり、試合が無くなり観客が入らないということは生活できなくなる「緊急事態」なわけです。
年収が何千万もいくような選手は極一部で、大卒一年目の選手は500万にも届きません。華やかそうに見えますが、結構大変だと聞きます。地方のチームだとその厳しさはより深刻です。
サッカーに興味が無い人には「無くても良い職業」かもしれませんが、その経済効果は軽視できないと思います。毎週5000~10000人動員できるイベントが他にあるでしょうか?サポーターの多い相手チームだと1000人以上が山口に来県し、飲食したり宿泊したりするわけです。帰りに観光してくれたりするわけです。
自チームが勝てば一週間気持ちよく仕事できるわけですよ!
(負けたときのことは言わない)
改めて自分自身にできる対策と努力を徹底し、以前のような人との触れ合いを躊躇しないで済む世界を取り戻せるよう、頑張っていきたいと思います。