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藤田晋 invitational RTDリーグ

全局参加の達也vs1局参加の多井!準決勝 第1節 4回戦レポート

2016.09.19 11:00

9/10(土)16:00よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて放送された、RTDマンスリーリーグ準決勝 第1節 4回戦の様子をお届けします。

対局者は、起家から順に

鈴木 達也(日本プロ麻雀協会)

白鳥 翔(日本プロ麻雀連盟)

多井 隆晴(RMU)

藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)

レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。

東1局、2局と、2局連続でかわし手に放銃した達也が、東3局ではついにピンチを迎える。

藤田がピンフドラ2の6s9sリーチ。

これにオヤの多井も追いかけた。


その直後の達也。

5sは現物だが、無スジの9sを切ると1s4s7s待ちでかなりアガリに手ごたえがある。

達也としては「5sを切るぐらいなら中を2枚落としていく」とのことで、アガりやすさを優先し、9s切りで藤田に8000の放銃となった。

予選では安手を見極めて押し返してきた達也だが、この半荘ではついに致命傷を負ってしまった。


しかし、東4局ではリーチをツモって1000・2000を決めると、南1局のオヤ番ではリーチウラ1の3900を3着争いの白鳥からアガって3着まで舞い戻る。


ところが、ここからどうもうまくいかないのがこの半荘の達也。

オヤ番が落ちた南2局、多井の6巡目ドラアンコテンパイに捕まってしまい、8000放銃で再びラス落ち。

達也としては珍しい、半荘に2度目のマンガン放銃とあっては、さすがに首を傾げるしかない。


すると、多井が続けざまにトップ逆転を狙うオヤリーチ。

これを止めたのは、またしても達也。

押し返してドラ切りリーチをかけていった。

2軒リーチに共通安牌が切れた藤田が、「多井に連荘されるぐらいなら、達也に放銃した方がよい」という意図で、多井の現物5pを放ち、達也が5200をアガり、オーラスへ。

オーラスでは、達也がカン8pリーチで逆転の条件を作ると、一発で8pを掴んだのは白鳥。

1300・2600でもトップ逆転となる白鳥がこの8pを押し、ほぼ全局アガリか放銃という形で参加した達也が、波乱万丈の半荘を3着で締めくくった。

では、トップは誰だったのかといえば、1度しかアガっていない多井である。

達也とは対照的に、アガリも放銃も1局だけという多井が持ち味の安定感を発揮してトップを決め、トータル3位をキープして1日目を終えた。

残りは3日間6半荘。

瀬戸熊は当確と言ってよいかもしれないが、残り3つの椅子は、まだまだ誰のものとなるかわからない。


鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)


■次回放送(準決勝第2節):9月21日(水) 16:00~ AbemaTV麻雀チャンネルにて