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許認可・法務  al&la  行政書士 井原法務事務所

便利でも恐い記録装置=メールと電話の違い

2016.09.17 23:01

今は、メールで多くのことが伝搬される時代ですが、電話のような、リアル感は全くありません。だから、相手がどのような人なのか知っていない限り、イメージには大きな違いがでてきます。(知っていても)

メール=文字が活字なので、読みやすい。記録に残しやすい。相手がいなくても送れる。多くの情報を送れる。費用が安い。

等など。其々によりメリット、デメリットはいろいろあります。この中で、記録の即効性から言えば、メールが入力自体が記録そのものですので、電話の様に、記録するという操作性においては全く異なります。それは、削除しない限り、永久性のあるものですから、証拠としての価値は、大きなものです。又、写真・動画などの添付により、リアル感も持たせられますが、生ではありません。虚偽の点からいえば、電話も居留守や嘘を言うのもたやすいもでですが、メールは特にたやすいものです。その延長が、ブログやSNSでしょうか。yes,noなどの結論の即効性はもちろん電話でしょう。

電話=相手がTv電話でもない限り、声しかわからない。相手をイメージしやすい・リアルである。記録するには、その操作を各時点でする必要がある。又は自動録音にする。相手が居なければ連絡できない又は、留守電に入れる。両者が同じ機器である時に、無料で、長時間話せることもある。大容量の情報の伝達には、あまり向かない。

つまり、、、、メールは時間や場所を選ばないで相手とやり取りができるとても便利なものであるという事ですが,一番のポイントは、「記録」という点でしょう。電話の様に「言った」「言わない」の不明さがないのです。記録に残るという点からすれば、即効性のある記録であり、消すことの難しい記録であるという事です。一度、メールを相手に、世界に発信すれば、すぐ電波に乗り世界に伝わり残る。勿論、Tv放送も記録として残り、消すのはできません。それは何度も言うように、記録という操作が放送局でもない限り、一度必要であるという事です。それはある意味デメリットであり、メールは記録に残るという消せない恐怖性の大きいものであるという事です。だから、事件性のある時になると余計に、それは、証拠能力の高い、そして、内容以上にその言葉の意味を含ませた物として残りやすいという事ですので、入力文には、気を付けることも考えねばいけません。

文字は記録に残る=これが基本です。