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FTISLAND Autumn Tour「WE JUST DO IT」@仙台サンプラザホール 参加レポ。リベンジのステージはパワフルに、時に和やかに。

2016.09.18 01:00

仙台サンプラザホールは昨年のFTISLANDのAutumn Tourでも公演が行われた会場。しかし前回のツアーでは前公演地の札幌から体調を崩したホンギが満足のいくライブが出来ず「次のツアーで絶対仙台にくるから」と約束していた。


今回もミュージカルのステージと並行するスケジュールで体調が心配されたが、むしろいつもより好調で元気な姿を見せてくれたことでメンバー、ファン共にリベンジが叶ったステージになったのではないだろうか。

セットリストはライブハウス向けに準備したということで曲数は少なめだったが、最新アルバム『Where's the truth』収録曲が初披露される一方、久しぶりに聴く懐かしい曲も織り込まれていて、FTISLANDの幅広い魅力を感じられるステージだった。恒例となったアコースティックステージでは、ジェジンがアップライトベースで演奏。またひとつ進化したFTISLANDの演奏を聴くこともできた。


FTISLANDのライブといえばMCの楽しさも魅力のひとつ。仙台公演のMCの中心となったのは「そば」と「ボウリング」。


バンドのライブツアーらしく(?)長野→新潟→仙台と車で移動して来たメンバーだがホンギ曰く「楽屋の食事が全部そば」。最初の長野はそばで有名なのでそばが出てきても不思議はないが、なぜか新潟、仙台でも「そば」が出てきて・・・ホンギは「おれは米が食いたいんだよ!」とステージで盛大に文句を言うというシーンが。もっともホンギのインスタグラムにはざるそばの隣に天丼があって、米も食べていたようだが・・・


なぜ「そば3連チャン」になったのかというと、ジョンフンとスンヒョンのリクエストだったそう。たしかにそばはダイエット食でもあるし、おそらく長野のそばが美味しくて、また食べたいと思ったのだろう。ちなみにホンギはスンヒョンが楽屋で歌っていた「そばの歌」をインスタグラムで公開していて、その歌をステージで披露することに。


「即興だから(インスタグラムとは)同じのはできない」といいながら、ブルース調の「そばの歌」を演奏。「昨日もそば・・・明日もそば・・・」という歌詞にホンギも大爆笑。「面白いからちゃんとした曲にしたい」とも。


もうひとつのトークネタとなったのは、ホンギが今ハマっている「ボウリング」。「おれは今すごく忙しい。なぜなら仕事が3つあるから。歌(FTISLANDのツアー)と演技(ソウルで出演しているミュージカル)とボウリング」。以前から「本気でプロを目指している」と話していたが今回「今年中にちゃんとした仕事にする」という発言も。


あまり熱中しすぎて音楽活動がおろそかにならないかと心配するファンもいるが、これまで公演数の多いツアーでは必ずといっていいほど体調を崩していたホンギが、今回は元気どころか、声の調子もすごくいいように思えた。ミュージカル出演と並行していることで、かえって声のコントロールが上手くいっている感じがするし、ライブの合間に楽しむ(鍛える?)ボーリングのおかげで体調もコントロールできてるのではないだろうか。


次の公演地福岡までは10日ほど日程が空くため一旦帰国するのだが、「台風で飛行機が飛ばなかったらどうしよう。早く帰りたいのに」というホンギ。「早く帰りたい」発言には客席から大ブーイングが。しかし「なぜなら、新しいボールが届いているから。明日指の穴を開けに行く」と嬉しそうに話すホンギに思わず笑いがこぼれてしまう。「ちゃんと飛行機が飛ぶように神様に電話しよう。いや、神様にLINE送ろう」というファンタジックな発言も飛び出し、さっきまで「ずっと日本にいて欲しい」と思ってたファンも「早く帰れるといいね~」という気持ちにさせられたのでは。


ライブの前日は仙台で1日オフがあり、ホンギはその時に買ったというサングラスをステージで披露。またジョンフンはゴルフ練習場に出かけていた。ジェジンもインスタグラムに電気店で録ったセルカを投稿するなど、ツアーの合間の時間も楽しんでいたようだ。


この後ツアーは福岡と東京で開催され、ファイナルは10月12日日本武道館で行われる。メンバーそれぞれの時間を過ごして、さらにパワーアップしたステージを期待したい。