校歌A Song For Kwanseiの第一声を聴いても更にビックリ。昔と比べて,テノールが頭声を良く響かせて前に出てくる。対照的に,ベースは掘った太い声ではなく,軽めに全体を支えている。感覚的に言えば,昔のハーモニーはピラミッド型(三角形)で,現在はビル型(四角形)。太く強いベースの上に各パートを載せていく昔のハーモニーに対して,今は各パートが対等に音を鳴らしている。トップのピッチが高く取られているのに合わせて,ベースのピッチも高め(昔のピッチは低かった,ということではない)。ビブラートもなくして,音を正確に合わせることに注力している感じ。このあたりが,今風のハーモニーの鳴らし方なのだろう。