木材をもらいに行った話。
担当の方(60代後半男性)にお会いして、「好きなのもって行きな!」みたいな感じで。
たしかに結構木材はあったのですが、ちょっとありすぎまして、出しにくくて。
またここはじっくり攻めたいと思います。
ゆくゆくはここをリフォームして貸家にされるそうなんですが、僕がここの木材をノコギリで
切ってると
『おっ!アンタ、その切り方はただモンやないな!なんかやってる人やろ?!
ワシは大工やからわかるで!!』
とか言われました。はいまぁ、いろいろやってますよ。それで生きております、と伝えると
なんかすごく良くしてもらいました。こういうのはありがたいよね。
で。。
なぜかわかんないですけどこの場所の隣もリフォーム前の空き家でして。
そっちもちょっと一緒に見るか!!と連れて行ってもらったんですけど
そちらはもうなんと表現するのがいいかわかんないけど泥棒が侵入と言う
より家の中を猛獣が暴れ回ったような状態のとこでした。
ここ片付けるの?!と思うともうなんか頭がクラクラです。
『いっしょにやらんか!?』
とかスカウトっぽいことも言われたんですけど、すいませんホントにお金に
ならない限り僕は出来ませんとはっきりお伝えしてきました。
『まぁ、欲しいもんあったら持ってけや!』
と言ってもらいましたので、なぜかその廃屋めいた場所には不似合いな
ポラロイド社のSX-70 SONAR AutoFocus が落ちていまして、いただいてきました。 な、ナゼだあ?!
なんか、遠野物語に出てくるマヨヒガ〜迷い家(まよいが、マヨイガ、マヨヒガ)とは、東北、関東地方に伝わる、訪れた者に富をもたらすとされる山中の幻の家、あるいはその家を訪れた者についての伝承の名)みたいな気がしましたね。
マヨヒガからお椀やら、櫛やら、ひとつなにかをいただいてくるとその人は幸せになると言われております。このひとつだけってのがポイントみたいですね。
SX-70で僕も幸せになれるのでしょうか?
いやいやもう十分。この機体はまたどこかの誰かの元に行くよう手配することにします。
持ってるだけじゃまた無用のもの、ですもんね。 宝は廻して、活用させねば。
それに僕はここの木材でそのうち幸せになるはずですからね。
それにしてもカメラが僕の元に集まる感じは不思議です。
もう、この現象は20年前から続いております。。