ご結婚披露宴・司会のお仕事
普段ウエディングの仕事のメインは、キリスト教結婚式や人前式。
昨年、新婦からの依頼で披露宴の司会を承りその時友人が撮ってくれました。
披露宴の司会の仕事を実際行うのはこの時が初めてでした。
といっても以前それに近い講座は受けていたり、おおよそは想定内。
ただ一生に一度の披露宴です。ミスや漏れなどあってはいけません。
そこで長年この仕事をやっている友人のアドバイスはもちろん、とにかく調べて尽くして準備しました。
ただ一般的な披露宴とは違い、文化会と言えるような演奏や歌、日舞もあるというもの、なので結婚披露パーティーということに。
ですがベースは結婚の披露ですから間違い無く、新郎新婦二人が主役です。
口下手な新郎新婦から、さまざまな話を聞き出したり(これは過去の取材経験でクリア)
どう盛り上げていけるかなど、ストーリーをシナリオに落とし込み、ちょっとした二人のエピソードなどもたくさん準備しました(これもライティングやシナリオ作った経験でクリア)
また私の得意なところは、雰囲気や空気を作ることができます。
以前受けたアナウンス講座の先生が「場を操るのが司会」ということを言われた記憶があり、とても腑に落ちていました。派手に泣かせるなど故意に作り込むのではなくて、さりげなく下支えする感じです。会場の雰囲気とともに、どんなトーンで、速さも含めていろんなパターンで練習しました。
あとはタイミングのみ。
初めての司会がいつもお世話になっているホテルオークラ東京のキャップテンでありスタッフの皆さんだったこともあり、 上手くとてもスムーズに誘導していただけました。
披露宴ですから、サーブのタイミングなども関わってきます。
中盤慣れてきたこともあり、予定になかったことをプラスしたりもちろん上手くいきました。
ご来賓の皆様にいい方ばかりで、こちらのお話にしっかり耳を傾けていただきました。
よく講演などもそうですが、聞く側の反応によってこちらもノルことができればより良い会なります。
なんでしょう、会場全体の一体感のようなものですね。
おかげで素晴らしい結婚披露パーティーになりました。
ご親族からもお声かけ頂き、終わった途端力が抜けました(何せ初めてでしたから)
お祝いの会で役立てることってとっても素敵です。
やりがいもあり、喜んでいただけるのは本当に嬉しいです。
もちろん挙式も同じです、だからまたやりたくなる。
この後、コンラッド東京での披露宴の司会をご依頼頂きました。
こちらは逆に定番スタイル。
ご要望は、二人のことよりも、ご家族やお仕事関係、ご友人など皆さんに美味しいホテルの料理を食べて欲しいとのこと。
もちろん取材はさせていただきましたが、
プログラムが決まるのもギリギリで、また当日の変更もあったり。
想定外でしたが、臨機応変に対応させていただきました。
もちろんご来場のお客様皆さんおご協力のおかげです。
こちらも素敵な式になり、新郎のお父様とはFacebook友達です(笑)
こちらのホテルもとても洗練されたサポートでとてもよくしていただきました。
特に時間ぴったりに終わったこともかなり喜ばれていましたが、延びてしまうことが多いのかもしれませんね。
確かにそれも、司会次第。よかったです。
結婚披露宴は、新郎新婦を始めいらっしゃる方で全く雰囲気は変わりますし、
まさに一生に一度のイベントです。
二人の思いを形にする、できた時の充実感と嬉しさがこのお仕事の魅力です。
心温まる披露宴をご希望の方は、気軽にお声かけください。
取材はちょっとしつこいかも知れませんが、しっかり務めさせていただきます。
お問い合わせは、ishii@tstyle-japan.comまで。