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たのしい妄想

2021.01.22 15:35

埼玉へ通勤している相方とおるちゃんが

仕事がいよいよ大詰めだ🐶ということで


平日に二泊ほど車生活を始めている。


車生活といえば、

小平市に住んでいた時

更新月前にこんな話をしたことがある。


「キャンピングカー生活、してみようか」


貧乏人の私はこの話に飛び乗った。


海外のキャンピングカー生活している人たちの暮らしを集めたサイトを興奮しながら見て、


家賃かからないなんて最高だ!

物はすごく厳選することになるけれど

生活に必要なものを最低限積んで、その時々に行きたい場所へ移動しながら暮らす。

住所が無いってどういうことなんだろう、郵便物ってどうなるんだろう、でもまいっか!



「まず場所はどこにする?」


「うーんそうだね、それぞれの職場には行けるようにしたいから、間をとって、小金井公園かな。」


「小金井公園か!イイね、そうしよう!」


小金井公園とは、当時の家からチャリで5分程で到着できる激近い公園であるが、本当にそれでイイのか。そして互いに仕事を続けるつもりでいるから移動がほぼ出来ないという。



とにもかくにも

お酒を飲みながら甘くたのしいことばかりを妄想して

『じゃぁ、半年後の夏を目標にしよう。』


と、なったわけなんだけど


翌々日くらいの夕飯時に、とおるちゃんが落ち着いた声で言ってきた。


「キャンピングカーって、夏はかなり暑くて大変らしい…」


「…。やめようか。」



こんな感じで

「夏は暑いからやめよう」の理由一本で

夢のキャンピングカー生活話はとてもあっさり流れてお逝きになった。


どんぶらこー。



それでもその後、

道の駅などでたまにキャンピングカーを見かけるとやっぱりワクワクして、その時の妄想話を思い出したりしていた。


カー生活には及ばないけれど

何度か布団を積んで、遠出した先で車で寝泊りしたりして ぷちワクワクを楽しんだ。


そういう車中泊はこのごろ無いなーと思っていたところに、


今回は仕事の事情での

やむ得なき車寝泊り生活。



ということでまず

車の中を掃除し

ぴかぴかに洗車して

中に畳マットを敷いて

寝袋と布団とミニテーブルを置いて

タンクいっぱいのお水と

ランタンとガスコンロと

片手鍋と焼き網とお餅と醤油と味噌と何やらを乗せて


…たのしそうである。

いや、実際たのしいばかりじゃない。

そりゃそうだよね、まだ寒いし。


また少しずつ改良しながら、

これを機に行く末は。


当時とは違って

今夢は車生活、ではないけれど

「ミソラ号を作りたい」

なんて話も出ている。


それはそれで、

ワクワクがとまらない。



(ひとりごはんに、かき揚げを作ったの巻。)