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弘前と言えばりんごをもぐべし!/IT戦士が青森で働けるのか検証的プチ移住 ONE

2016.09.21 04:04

ごきげんよ〜。

フリーおしゃれライター&アーティストの薮田です。

なんでねぶたですか?という方は、前回までのお話をご参照ください。


今回わたしが暮らす場所は、弘前市という人口17万6千人が住む街。

弘前といえば、春が一番観光客が多いんじゃないかな? 弘前城のまわりに咲く桜が特にきれいで、濠に浮かぶ桜はまさに絶景。

夏は夏でねぷた祭りが行われ、街が盛り上がっているんだって。 


そんな弘前駅。実際に降り立つと少し肌寒い。

駅を見渡しても、知らない。

方角すらわからない。

あー超いい。


ね! だってさ。

全然知らない場所ってときめかない?


10年前、東京に住むことになって、初めて東京駅を降りたときの気持ちに似てたの。

誰も私のことを知らない街で、私という異物がどう受け入れられるのか。

あわよくば何か残せるものがあるのかな。

自分の価値観が変われたりするといいな。とかね。


そんな期待を胸に、プチ移住がスタートするのであった〜〜。 


お世話になるコワーキングスペース・SHIFT

今回のツアーでお世話になるのが株式会社コンシスさん。

働く場所としてご提供いただいたのが、コンシスさんが運営するコワーキングスペース「SHIFT」。

真っ白でシンプルなコワーキングで、セミナーやイベントも行っているそうです。


そして右にいらっしゃるのが管理人の下田さん。

下田さんは高円寺から弘前にIターンされた方で、

私の東京のおうちと超近くに住んでたのがわかって高まった〜!


その後、コンシスの女神・横山さんにご案内していただき、これから住むお家に向かいました。

わたしが暮らす「移住お試しハウス」のお部屋はここ。


コワーキングスペースと家とは、わたしの足で歩くと1時間くらいかかりそう。

今日は横山さんに車で連れてきてもらったけど、普段はバスを使ってねとのこと。


ふむー。バス苦手なんだよなー。あいつら時間を守らないし……。

とりあえずスーツケースを置いて、コワーキングスペースまで戻ることに。

ちゃっかり車に乗せてもらいました。



仕事の準備するわね

仕事をする前に、コンビニへ。

コーヒーないとねー、動けなくなるけんねー。


ちょっと脱線するけど、旅のために三脚を買ったの。iPhone用の。笑

Amazonのアフィリエイト持ってないからリンク貼らないけど。

今回、これが大活躍したのですが、8日目に壊れた事実はにょじつに記しておきます。


約2000円也。


閑話休題。

さて。コーヒーを買いたいコンビニが……遠いのじゃが……。

早速の洗礼。これが「地方で暮らす」ということなのだな。

いや、岡山の実家なんてもっとコンビニ遠いもんな。家から30分かかるから、まだましだ……(高円寺に帰りたい……)。


コンビニでコーヒー買う前にアップルパイ屋さんに寄り道していると、
コンシスの代表・大浦さんより連絡が。


事務所に戻ってご挨拶したら、車に乗せてくださり、ぐるっと市街を案内してくださいました。

そして、徒歩では行けないだろうりんご公園まで連れて行ってくださったのです。 



青森県のりんご生産量は全国の約60%で、弘前は1位なんだってすごいじゃん

「うわー、りんご青いですね!! これいつ熟れるんですか?」

大浦さん「王林は青いりんごだよ」

「!?」 


まあ、そんなことも知らなかったわたしが、弘前に来てすみませんって感じです……。

大浦さん「kimoriのシードルもここで作っているんだ」

見てください。りんご畑の脇に、おしゃれな三角の建物がありますね。

中に入ると絶賛にお酒を作っているところでした。


1年前にお仕事で少し弘前と関わったときにわたしは初めてシードルの存在を知ったんだ。

シードルって、りんごを発酵して作るお酒なんだよ。

スパークリングワインみたいな感じ。


kimoriはパッケージもかわいいんだ〜。

このりんご公園には約1500本・約80種のりんごがあって、

落ちたのとか傷物のりんごをシードルにしているんだって。


りんごのままでは売れないりんごを、きちんとかわいがって使ってるんだね。 

施設では、りんごの木箱をベンチにしていてそれもいいなって思ったよ。


テラスも気持ち良い。

おねいさん、ご説明ありがとうございました♪


りんごの収穫ができるようなので、奥に進みます。

今は「つがる」が取りごろとのこと。


りんご公園の中田さんに園内を案内してもらっている途中、ふじの準原木がありました。

りんごの木の話は少し長くなるので、日記が短いときに改めて!


さて、収穫するよ〜。 

採ったりんごは1kg 320円(税込)で持って帰れるのだ。うれしい。


そして今回、もぎたてのジュースを!

なんと大浦さんの力で(笑)!

特別に! 飲ませていただくことに!!

採れたてのジュース、濃くて甘い。あわあわしているの見たことない!

りんごを潰したそのままの100%ジュース、まさに食感のない果実だったよ。


机にとうもろこしが置いてあるんだけど!?!?!?

SHIFTに戻ると、幻のとうもろこし「嶽(だけ)きみ」が席に置いてあってびっくりしました。

とっても甘くてぷりぷりしておいしい。食べたことない甘さでした。

朝採れをゆがいてくれたもので、本当に新鮮なの。

ぽーんておすそ分けが置いてあるって、都会にはないものだぞ……。

人の温かさに感動しながら食べました。ああ幸せすぎ。



いい加減に仕事するわね

コーヒー買ってからお仕事スタート。

あ、その前に、近くのアップルパイを買ってきたんだ〜。

実は大浦さんとITモニター前に、東京で少しお会いしたんだけど、

「アップルパイマップを見て、律儀に全部食べたって人、見たことない(笑)」

って煽られたので、わたしがその一番乗りになろうと思ってね!  

ここのマップをもとに、アップルパイを狩ろうとおもう。

しかし……

よく調べたら冬季限定で、まだ手に入らないアップルパイが10個程度ありました。

それはのぞいて、約40個程度、食べようと思います(減って良かった)。

9日間の滞在で40個……1日5個ペースか……。 

ちなみに東京の方のお土産はここで食べたアップルパイだよー。

先着10名様になりますシステムです。


この日は、Webメディアの原稿チェックと、ファッション誌の企画書出しをしておしまい。 



夜ごはんは屋台が集まる不思議空間そしてタイムスリップ

モニターツアーの歓迎会と、弘前の方々、仕事で弘前に来られている方々との交流会を「かだれ横丁」にて。

ここはねー、いろんな屋台から出前ができるのがおもしろい。

青森の家庭料理でもある、ほたての貝殻の上でほたてを卵とじした食べ物とか。 

ホヤとか、こまいの干物とかいただきました。こまいはタラ科のお魚。

醤油と生卵にしばらくつけて、食べる。わたしこれいっぱい食べちゃった。


二次会では弘前名物の、十八番にも連れて行っていただきました。

ちょっとどういうことかよく分からないでしょう。

知りたい人は弘前に行ってください。



そして改めてこんにちはオタハ

夜中に「移住お試しハウス」略してオタハに戻ってきました。

これから一緒に暮らす、鳥取から来られているアートディレクターの吉田さん(左)とブログ作ったりWebの運用とかしている大阪の出口さん(右)。

帰ってからリビングでだらだらと少しだけお話ししたよ。

なんか家族できた感じでうれしい。


「先に言っておくけど、オタハの朝は早いからね」


そんな意味深な言葉を残して、二人はお部屋に去っていくのでした。 

ふむ??

おやすみなさい。



tom

*2日目に続く