すきやき、
2021.01.23 23:28
魯山人のすきやき、
肉と野菜をいっしょに煮込まない、
肉だけ焼いて食し
野菜を、煮て食し
この焼いては食べの繰り返しが、魯山人風。
醤油と酒のみで調理
甘みは全くない。
醤油と酒の調味。魯山人は
砂糖の乱用が各々の持つこところの異なった味を破壊し、本質を滅茶苦茶にしている如きと
砂糖で
味覚の低下を示していると書いている。
一般のすき焼きを“甘くどいごちゃ煮”
とし、
魯山人曰く、
すき焼きとは
まず食べたいだけの肉を焼き、それを絶妙のタイミングで食べ終えてから、
食べたい分だけの野菜を入れ、少量のだしを注ぎ、味付けして煮るもの
決してグツグツ煮ない。
肉は火が通りすぎないように
半熟の表面が桃色をしているままに食べ
葱はけちらないで必ず一皮剥き
春菊も歯に残りそうな部分は外しておく
歯間に繊維が残ることを嫌がった
葉物に煮立つまで入れない
だしが青臭くなってしまうことに対して注意を促している
百年先の知己を持つという言葉
酒と醤油のみ、
食材のシンの、おいしさを
追求した
焦げない醤油を使っていたようだ
醤油の旨さを
グリーンエムアンドジャパン株式会社。