カードローンって「おまとめ」や「借り換え」はOK?
カードローンはフリーローンであり、小口ローンの一種です
カードローンはフリーローンでありパーソナルローンです。
消費者金融やキャッシングなどと同じ「利用使途が自由」なローンです。
当然ですが、利用使途自由なフリーローンは小口融資が基本です。
住宅ローンやマイカーローン、教育ローン、リフォームローンと違って大口融資は想定しておりません。
従って小口ローンであるカードローンは「おまとめローン」としての利用は適していないようにも見えます。
しかし、最近ではカードローンも時代の変遷とともに貸付条件に変化が出てきました。
その貸付条件の変化で最も目立つのが「大口化」です。
そう、本来小口融資サービスであるカードローンも最高限度額がマイカーローンや教育ローン並かそれ以上になってきているのです。
それならばおまとめローンとしての利用も出来るのではないかと考えるのが人の常です。
おまとめローンとは?
ここで「おまとめローン」について解説してみましょう。
『おまとめローンとは、借金を一本化するローンである』
・・・これが一番分かりやすい定義ではないかと思います。
つまり、消費者金融やキャッシング、カードローンなど複数の借金(多重債務という)を一つのローン会社に借金一本化してスッキリさせるためのローンです。
私も経験があるのですが、消費者金融やクレジットのキャッシングを利用しているとついつい気が緩んでしまい気が付けば何件も借りてしまう事が多いです。
キャッシングなどの借金が3件~4件と増えてい来るとかなり返済が面倒になり、キツクなってきます。
多くの人はこれで「ギブアップ」して任意整理や自己破産への道を歩みます。
しかし任意整理や自己破産をすると個人信用情報の履歴にブラックリスト(異動情報)として残ってしまいます。
その事故情報は5年~10年位は残ります。
ブラックリストになると新規でローンを組むのが困難になりますし、クレジットカードも取得することは難しくなります。
それを阻止するために「おまとめローン」が役に立つのです。
カードローンをおまとめローンとして使える?!
先ほども書きました通り、最近ではカードローンのサービスも大口化しております。
一昔前のカードローンは最高限度額が多くても100万円~300万円位でした。
しかし最近では最高限度額が500万円の時代になり、さらに700万円~1000万円とカードローンとしては超大口融資になってきております。
勿論、カードローンを利用する全ての人が500万円とか1000万円の大口を借りれるわけではありません。
中には30万円位しか借りれない人もいるでしょう。
借り手の年収、属性によって限度額が変わるのがカードローンですが、そこそこの会社に勤めている人やそこそこの年収を得ている平均年収以上のサラリーマンであれば、それなりの限度額でお金を借りれるでしょう。
カードローンで大きな限度額が借りれるとなれば大口融資のおまとめローンの目的で利用もできそうな気がします。
実際に限度額の多い大口カードローンをおまとめローンとして使っている人が最近増えております。
またカードローン会社でもおまとめ目的を推奨している所も増えております。
だからカードローンをおまとめローンとして利用することも十分可能ですし夕刻だと思います。
どこのカードローンがおまとめローンとして有効か?
カードローン会社も色々あります。
おまとめローンとして適したカードローンもあれば、おまとめローンとしてはイマイチ使えないカードローンもあります。
では実際に、どこのカードローンがおまとめローンとして有効なのか?
やはり銀行カードローンが最強だと思うし、おまとめローンとして一番使えると思います。
なぜなら、銀行カードローンは他の消費者金融系や信販系とは違う法律のカテゴリーだからです。
消費者金融系や信販系は「総量規制」の法律が影響します。
総量規制は「借り手は年収の3分の1以内しか借りれない」という法律です。
つまり消費者金融カードローンや信販カードローンはどんなに属性の高い人でも年収の3分の1までしか借りれません。
おまとめローンとして使うには少し役不足です。
しかし銀行カードローンの場合は総量規制とは無関係です(銀行法の法律が適用されるから)
銀行カードローンは銀行ローンのカテゴリであり総量規制対象外です。
従って年収の3分の1を超える融資も可能です。
「年収の3分の1ルール」が無いだけでも大口の融資の可能性が広がります。
他社借入が多くなった人が借金を一本化するには、それだけの大口融資が可能な一社に借り換え出来ることが必要です。
年収の3分の1を超える融資が可能な銀行カードローンは正におまとめローンとしてうってつけだと思います。