これからの時代に応える…①
はなおかIVFクリニック品川 花岡正智院長と花岡嘉奈子理事長のお話
『i-wish ママになりたい 不妊治療の今』より
今の時代の患者さんのニーズに合った新しいクリニックを目指して
はなおかIVFクリニック品川
花岡正智院長
東京で一世風靡し、今もなお輝く都市ビル・ゲートシティ大崎イーストタワーに新しく開院した「はなおかIVFクリニック品川」。理事長と院長、その2人が夫婦でともに生殖医療の医師という日本でもとても珍しい、それだけに期待も大きな新クリニックの誕生です。その上、不妊に悩み、不妊治療の経験者ということから、患者さんにとっては相談するのにも親しみが沸くことでしょう。
また、これからの時代を担って、最新設備と最高の培養士、看護スタッフで、心地よい医療提供が始まりそうです。
新しくクリニックを開院した目的
私たちには、私たちが目指す不妊治療を実現、実行できる場所が欲しかったのです。
今の時代、不妊治療の大切さは言うまでもありません。ただ、これまで診てきた患者さんの中には、体外受精の通院で、精神的にも物理的にもとても大変な方が多くいました。たとえば、適切な情報を得るのに出遅れてしまった方。また、どのタイミングで、どのような治療を求めたらいいのかが分からなかったという方たちです。
その他にも、通院時間がかかるとか、診察までに長い時間待たされるなどの話もたくさん聞きました。
不妊治療の分野で体外受精が標準的な治療になってきている今日、そこに結びつく診療や治療法の的確な対応に関しては進歩し充実してきています。ただ、こうした患者さんが抱えている背景にもしっかりと理解を示し、時代のニーズに合ったクリニックを実現したいと考えていたところ、実行できそうないい場所にめぐりあえたので開院しました。
これまでの現場で感じてきたこと、目指すこと
私たちの原点は、産婦人科なのです。そこに在籍し、子どもができにくい大勢の患者さんを診察し、そして治療もしてきましたが、開業医でなければ自由にできないこともあります。また、さらに世界トップクラスの治療を提供したいと、ずっと考えつづけてきました。
その間に、素晴らしい先生や治療法との出会いがあり、これからは私たちがその出会いを患者さんに還元し、抱いた大志どおり世界でもトップレベルの治療を提供する番だと思っています。
仕事帰りでも通いやすい立地
通院環境としても、ここの立地条件は最高かと思います。JR大崎駅からは近く、雨にもぬれずに来られる場所です。
働いている女性にとって、「子どもが大事ですか? 仕事が大事ですか?」という選択を迫られる場面もあると思うのですが、正直、どちらが大事かなんて選べるものではありません。
つまり、どちらも大事なのです。
これは、ご本人が判断することであって、私たちが判断することではありません。
しかし、一生懸命働いているうちに時間が経ち、年齢が進んでしまった方は多いと思います。私たち夫婦も同じだったので、そのような方たちの気持ちがとてもよくわかります。
そして、待ち時間中の外出も可!
みなさんが思い立った時に通院予約できるよう、インターネット予約ができるシステムを導入しました。そして、診療時にも、たとえば検査結果を待つ間の外出も可能です。あと、どれくらいで自分の順番になるかを知ることのできるシステムもありますので、すぐ近くにあるカフェでお過ごしいただくこともできます。
待合室でジーっと待っていた患者さんの負担を少しは減らせるものと思います。
治療で手を尽くすのは当たり前ですが、それ以外の部分でも利便性を追求していきたいと思っています。