器とスコーン。
今、スコーン作りにハマっていて、毎週スコーンばかり焼いています。きっかけはカメラのデンデン社で買った器。普段はシンプルで美しく使いやすい器を選ぶことが多いけれど、今回は器そのものが持つ色気に惹かれて買いました。こういう買い方をするのは初めてかも。果物を盛ったり、グリーンサラダやライ麦パンに肉じゃがも合いそう。それから、なんと言ってもスコーン。この器にはスコーンが合うと思ったのです。私はお菓子作りが得意ではない為、お店で売っているような美しい形のスコーンに焼き上がらないし、オーブンに入れたら入れっ放しで、焼き上がるまでの間、コーヒーやミルクティーを淹れて新聞を読んだりしていてスコーンを焼きすぎてしまうこともしばしばあるけれど、自分家用ですからね。そんなにムキにならず、少しずつ改善していければいいと思いながら作っています。おかげで、毎週毎週おやつの時間にスコーンが出てくるので、家族は少し食傷気味に。そこで今回は課題の多いプレーンスコーンと一緒にチーズスコーンも作ってみました。チーズは本町にあるJ&Y CHEESE SHOPで買ったイギリスのチェダーチーズを使用。前の晩に晩酌で供した残りを使っています。なぜでしょう、プレーンスコーンは形が歪なのに、チーズスコーンは形も味も上手くいきました。家族にも好評で、あっという間に無くなってしまいました。焼いている時に溶け出したチーズのパリパリっとした羽根付きが最高なんですよね。黒ビールと一緒に食べれば良かったな。
◼️カメラのデンデン社で買った器は十場天伸さんの作品。カメラのデンデン社はcontentsおよびVOLUME 03のTOMORROW'S HOMEから記事をご覧いただけます。
◼️J&Y CHEESE SHOPはcontentsおよびVOLUME 02のgood vibrationsから記事をご覧いただけます。
年末に北書店へ立ち寄った時、今の私に必要な本2冊に出会いました。そのうちの1冊に永井宏さん「愉快のしるし」があります(表紙のデザインはF/styleと信陽堂編集室)。葉山に暮らす永井さんの、友人に語りかけるような言葉を読んでいると、雪の降る寒い新潟にいながらにして、葉山にいるような、時にはハワイにいるような温かい気持ちになります。それから、葉山と新潟はどことなく似ている気がしました。海の近さ、東京から離れているけれど田舎ではない、独自のカルチャーがあり、ドレスダウンが似合うまち。永井さんも仰っていましたが、やはり文章はたくさん書かないと上達しないそうです。そんな訳で、今年の目標は”最低でも一月に2回のペースで今日のハニーを更新する”に決めました。SUNSHIN+CLOUDのカタログのように、短くても良いので、1枚の写真につき1文章書いていきたいと思っています。
先日、北書店にて、BLUE BIRD VOLUME 03を少しばかり追加で置かせていただきました。ぜひ実物を手にとってご覧ください。
◼️北書店の記事はcontentsおよびVOLUME 02のNO BOOKSTORE, NO NIIGATA LIFEにてご覧いただけます。