絵とおはなし「ジェリービーンズに乗って」/妄想
絵とおはなし「ジェリービーンズに乗って」
カラフルなジェリービーンズに乗って
ブカブカ浮かぶ夢を見る。
甘いかおりの夢を見る。
この夢はぼくの中。
同じようにこの夢の外も
全てぼくの中。
さて、展覧会で展示した絵とおはなしをまとめた冊子作りもずいぶん進んできました。
ただ、長年使ってるPCが、ずいぶん重くなってきて作業がすいすいとは進まずかなりストレス。
それさえなければ、もう出来上がっていたかもしれないほどの遅さです。
なんとかしたいものですが、頭、回りません(笑)。
ところで、今日は今だから言えるちょっと不思議なお話し。
これ、昨年冬に一人の方に話しただけなんだけど、今日は書いてみたい気持ちになりました。
といっても大したことではなくて、まったく独りよがりなものなので、チェッ、とか思ってもらってぜんぜんいいです(笑)。
妄想で済まされるものです。
長いですよ(笑)。
一昨年のこと、それは冬に入りかけた頃のこと。
いつものように家の近くの田んぼに面した道を車で走っていたのだけど、その時の空や景色があまりにも美しくて、わたしはいつものように、ああ、ここは天国〜、と思ったのでした。
でも、その時はそれ以上にその場の空気は切なく美しすぎて、どういうわけかこれまでの自分の人生のいろんなシーンが思い出されると同時に自分に起こった全ての出来事がいつになく強烈に愛おしく思えたのです。
これは、時々あることだけど、あの時は泣けるほどにそう思ったのです。
で、次に来た感覚が驚きで、何故かこれまでのこの世界がひとまず終わると感じたのです。
それは確実に感じられて、本当に終わるのだと自分ではすっかり思い込めるほど。
不思議なものです。
ひとまず終わるって?
そう、ただ、終わるというのではなくて、ひとまず終わるときたのです。
しかも、それはわたし個人や狭い世界でなく地球の全ての世界のことを指すと感じました。
でも、このややこしい世界がいったいどのように終わるというの?しかも、世界中が?と、心の中で誰かに尋ねました。
もちろん、
返事などなかったですが、
ただ、平和な日常とは別に、自然を基準にするといろんなことが行き詰まっているように思っていたので、これが新しい世界へと変化することになるのだと思いました。
それは、わたしには想像もつかない形でダイナミックに変わると、その時本当に感じたのです。
そんな、感覚がどこから来るのかはわかりませんでした。
でも、そんなことって、人に言ってもバカみたいに思われちゃうだけだから、自分の中にしまっておきました。
それに、その頃はまだそんな気配すらなかったのですから。
でも、それからすぐにやってきたのが今の世界。
まさに、いい意味でも悪い意味でも想像を超えた世界になった2020年。
そして、これはひとまず終わるという世界のクライマックスをわたしたちは見ている。
大変ではあるけれど、でも、先は明るい。
どんな形に行き着くか、細かいことはわからないけど、きっと世界はいい方へ向かっていくのだと思います。
たとえ大変なことがまだまだ続くとしても、きっと大丈夫。
一昨年のあのとき、わたしはそんなふうに思いました。
とにかく、これまでとは全くちがう新しく高い別世界へ行くのです。
これまでの世界をひとまず終わらせて。
たとえ、そうでなくてもそんなふうにしか考えられない自分がいまふ。
もちろんわたしは、霊感があるとかではぜんぜんないけど、一昨年同じような感覚を感じた人って多分口には出さなくてもたくさんいたのではないかと思います。
そんな人いたら、こっそりお話ししてくださいね。
今、大変な思いをしている人にそんな軽々しいことを言ってごめんなさい。
ただ、今日はあの時の感覚を書いてみたいと思いました。
ずっと、強烈に残っているものですから。
わたしの妄想は多分まだまだ続くーかな⁉︎(笑)。
どうぞ、時々お付き合い下さいませ。
ではではまたね!