小さな革命を大きな革命のヒントにする
2015.08.21 05:26
僕は自分の事を天才だと思っているんです。
なんの天才かというと、
事を大きくする天才です。
そんな出来事を今日は書きたいと思います。
先日、部下がタオルをたたんでいました。
うちのサロン、シャンプーブースのタオルがお客様から見える場所にある為、
(株)アトラスジャパンさんから綺麗なタオルが届くのですが、
それをまた綺麗にたたみ直して棚に入れるという作業を行います。
元々長方形のタオルが4枚折の状態で届き(写真下)
従来だと4枚折りの状態から
一度全て広げてから
折り直し、綺麗な状態に仕上げていく。(写真下)
というのが従来の方法でした。
僕が入社するずっと前からこの方法でタオルがたたまれてきたのでしょう。
そして僕も例外ではなく同じく何の疑問も思わずその様にたたんでいました。
そしてそんなある日、
部下のタオルをたたむスピードが恐ろしい程に早い事に気付きました。
その理由を聞いてみると、
既に4枚折りになって届くタオルをただもう半分に折るだけ。
工程をかなり省いて単純化していたんです。
クオリティは申し分ありません。
そう、いちいち広げる必要なかったんです。
でもいままでそこに気付く人がいなかったんですよね。
これによってうちのタオルを折る事の生産効率が2倍以上に伸びました。
これを見て僕は、
『最初からそう教わったの?』
と、聞いてみました。部下は、
『いえ、そういう訳じゃないですけどこっちのが早いかなーって、、』
僕、
『あんたスゴイわ!今までの歴史に革命を起こしたな!そのタオル折りの考えをいろんな事に活かせたらめちゃめちゃ成長早いと思うよ!』
部下
『そんな大袈裟な!笑』
部下にはそうあしらわれました。
でも、本当にスゴイと思ったんです。
、、ってたかがタオルを早くたたむ為に考えただけのことなんですけど、
与えられた仕事をそのまま作業としてこなすのか、
いかに効率を良くする為に頭を使って“考える”のか。
その両者の違いが成長に大きく関わってくると僕は思います。
今までの当たり前に革命を起こせるというのは
情報に敏感であり、
柔軟な考えであり、
今までの伝統の良し悪し
をとらえていないとできません。
つまり、ただなんとなく日々の時間を浪費するだけの生活では到底革命を起こす事も、気付く事もできません。
そんな小さな革命を
どんどん進化させて、
大きな革命へとつなげていけると必然的に結果も出てくる気がしませんか?
世の中にはそういった小さな成功へのヒントがゴロゴロあります。
そのヒントに敏感になって、
小さなヒントをを大きな事につなげ、
自分の成長、部下の成長に活かしていけると強い組織が作っていけると思います。
そんな単なるタオル折りの話を大袈裟に捉えた話でした。
では。