WORKSHOP:一行活版 事例①
こんにちは。
最近、一行活版のご予約が増えてきたので印刷事例をご紹介いたします。
このワークショップでは、店内の活字を使ってお好きな文字を活版印刷することができます。概要は前回の記事をご覧ください。
印刷例①メッセージカード
ヨガのインストラクターをしていらっしゃるお客さまが、生徒さんに配るメッセージカードを印刷していました。
厚めの紙で活版のへこみをしっかりと出したいと言っていたので、おすすめの紙を選び、さらに文字が綺麗に見えるようにアドバイスもさせていただきました。
奥から手前の紙に向かうにつれて、文字同士の間隔を整える作業をしています。
活字はそのまま並べるだけではなく、間隔を空けたり、センターを揃えたり、工夫できることがたくさんあります。行数が増えると手間も増えてしまいますが、このワークショップは一行なので、楽しみながら細部にこだわれるようバランスを考えています。
②ウェデングカード・メッセージカード
お二人で来られたので、2種類のカードを一緒に撮影しています。
インキは共通でゴールドだったので、白と黒の紙で刷り比べていただきました。ゴールドはぴかぴかというよりは落ち着いたマットな発色です。暗い紙に活版印刷するときは、ゴールド・シルバーをお選びいただくと可読性が高くなりおすすめです。
前回の記事に、シルバーのインキで白と黒の紙に印刷した事例もありますので、ご興味がある方はご確認ください。
紙・インキ・活字は、店内にあるものの中からご自由にお選びいただけます。
お客さまのイメージをお伺いしながら、スタッフがおすすめの組み合わせをご紹介いたしますので、初めて活版印刷を体験される方もご安心ください。
【一行活版】※要予約
昔ながらの「文選・組版」を体験していただくワークショップ
料金:1,100円
印刷枚数:5枚
所要時間:約1時間
当日のご予約はお電話をお願いいたします。
ご予約・ご相談はメールにて受け付けております。
※上記の画像は全て、撮影・掲載許可をいただいております。