JEPXの爆騰と再エネ不要論のこと(T_T)
昨年末から今年に入ってJEPX(日本卸電力取引所)が爆騰しており、12月の初旬には@4円とか@7円とかだった価格が、な・なんと一時は@251円にも達する異常事態となっているのはニュースなどからご存知でしょう。
JEPXを簡単に説明すると"電気の売り買いをする市場"のことなので、主に新電力と呼ばれる方々の中で、自前で太陽光発電所を持っていなかったり、相対取引(発電事業者と直接結ぶ取引契約のこと)の少ないところは、事業に必要な電力量のほぼすべてをJEPXに頼ることになり、今回の爆騰が資金面で大きな打撃となっているんです(販売する電気の単価が固定されていると仮定すると、購入する電気の単価だけが異常に高いという極端過ぎる"逆ザヤ"になっているからです)。
今回の爆騰には要因があるのですが、其れはさておき、今回僕が悲しんでいるのは"ほれ見たことか!"と言わんばかりに"再エネ100%なんてムリ!"だとか"やっぱりベース電源としての火力や原子力がないと"…なんて言葉に溢れてしまっていることです…(T_T)
例えこれからも何度か今回のような厳しい展開があろうとも、再エネ100%の未来を諦めてはいけないと思います。
このまま何も変わらなければ、2100年には産業革命前と比べて4.8℃とか6℃上がるとも言われております。
氷河期からの気温上昇が意外にも4℃〜6℃とかって言われているので、とんでもないことになりそうなのは推して知るべしなのにです。
よく「危機感を煽って儲けてるんじゃないの?」…なんて再エネ産業への揶揄をされる論調もありますが、こればっかりは2100年になってみないと誰にも分からないので、とにかく一生懸命頑張ってみて、いい方に外れた(地球温暖化が思ったより進まなかった)なら、みんなで"地球がなんともなくて良かったねパーティー"をしちゃえばいい…ってぐらいに思っておこうと僕は決めているのです(笑)
今年、新たな会社を何社かの共同出資で起こします。
※SequencEnergy株式会社を起こしたばかりなのに…なんて責めないでくださいね(T_T)
石炭や石油、天然ガスや原発に頼らず、再エネだけでどうしたらエネルギー供給とエネルギー消費を同時同量にバランシングが可能なのかを、実際にそれを叶える為の会社を起ち上げる訳です!
もちろん夢物語じゃなく近い未来を見据えての本当の話として。
さぁ、頑張らなくっちゃ\(^o^)/