ざっくりと理解する「従業員を新たに雇用する」際に使える助成金まとめ
詳しい事に関しては、厚生労働省のサイトを見て頂いた方がいいのですが、
まぁちゃんと読み込まないと、結局なんなのかよくわかりにくいのが、助成金関連。
分かりにくいからこそ、採用コンサルの方々が、このへんをネタの1つにしてセミナーとかを開いてしまうわけでして。(無理もないですね、結構助成金関連の情報って、めっちゃ細かいし多いですもの)
で、今回は、今日、2016年9月26日時点で使える「従業員を新たに雇用する」時に使える助成金の種類を、めちゃくちゃかいつまんでまとめることにします。
(なので、詳しい事については、ここをちゃんと読む事をおすすめします。かなりくだいて書きますので)
あと、いくらもらえるかっていうのは、大手企業と中小企業で違うので、省きます。
(細かい規定がありますが、ざっくりいうと、例えば中小企業は飲食小売りの場合は資本5,000万円以下で常時雇用50名以下という規定があります)
①特定就職困難者雇用開発助成金
・ハローワーク等を通して高齢者や母子家庭の母や障害者など就職の難しい方々を継続雇用(2年)ちゃんとできると認められたら助成金が出ます。
②高年齢者雇用開発特別奨励金
・ハローワーク等を通して65歳以上の方を1週間20h以上の労働者として雇って1年以上雇用できると認められたら助成金が出ます。
③障害者トライアル雇用奨励金
・ハローワーク等を通して障害者トライアル雇用制度をを理解した上で障害者を雇い入れる意思があって、且つ就労未経験者・離転職2回以上の方・離職期間6カ月以上の方・重度身体障害者/重度知的障害者/精神障害者を雇用すると助成金が出ます。
④障害者初回雇用奨励金(ファースト・ステップ奨励金)
・中小企業限定施策。はじめて障害者の方を雇い入れる場合、助成金が出ます。
⑤中小企業障害者多数雇用施設設置等助成金
・中小企業限定施策。障害者の雇入れに必要な事業所の施設・設備等の設置・整備をした場合に、かかった費用に対して助成金が出ます。
⑥障害者雇用安定奨励金(障害者職場定着支援奨励金)
・障害者雇用に際して、必要な援助や指導を行う専属の職場支援員を置く場合に助成金が出ます。
⑦発達障害者・難治性疾患患者雇用開発助成金
・ハローワーク等を通して、発達障害者または難治性疾患患者を一般被保険者として雇い入れた場合に助成金が出ます。
⑧地域雇用開発助成金(地域雇用開発奨励金)
・簡単に言うと、国で指定された「過疎地」「人が集まりにくい地域」で事業所の整備や雇用を行う場合に一定額助成金が出ます。
⑨地域雇用開発助成金(沖縄若年者雇用促進奨励金)
・沖縄在住の35歳未満の若者を3人以上雇った県内事業者に対して給与支払い分の一定額の助成金が出ます。
⑩トライアル雇用奨励金
・職業経験、技能、知識等から安定的な就職が困難な求職者をハローワーク等を通して一定期間試しに雇用した場合に助成金が出ます。
⑪三年以内既卒者等採用定着奨励金
・既卒の方や高校中退者を雇用して一定期間定着させたら助成金が出ます。
⑫生涯現役起業支援助成金
・40歳以上の方が起業して、かつ、中高年を雇い入れた場合に要した費用の一部が助成金として出ます。
とまぁ、これだけ種類があるわけです。
企業の状況状態にもよりますが、こういうものも活用できればいいんじゃないかなと思います。
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