運命の香りに出会う
2016.09.27 00:49
▶︎香りとの出会い
今日はあたしの愛する香水のお話をしようと思うの。
あたしが初めて使った香水は、ブルガリのプールオムだったわ。
小さい頃からずっと、いい匂いがする、ということに対してすごく魅力を感じていたの。ブルガリを選んだのは、完全に当時初めて付き合った彼の影響ね(あたしにもそんなピュアな時代が…)
初めて香りをまとった日、人生が変わった、と思ったのよ。香水をひと吹きした瞬間に、別の人格を得たような気さえしたわね。
安っぽいデオドラントスプレーの香りじゃない、丁寧に調合された香りの奥行きをまとう事で、なんだか生まれ変わったような気がしたの。
▶︎一つの香りに縛られない
香水選びはとても難しいわ。
だって、魅力的な香りってこの世に五万とあるんだもの!
あたしは今50種類ほど香水を持っているのだけど、どれもお気に入りの香り。その時々の季節や自分の気分、TPOに合わせて使い分けているの。
よく、同じ香りをまとって印象付ける、みたいな事を聞いたりするじゃない?でもあたしはお洋服と同じで、香りも使い分けるものだと思うわ。
もちろん、シャネルのココが香った時に思い出される女、っていうのも素敵だけれど、自分自身の魅力を語る言葉が沢山ある方がもっと素敵じゃない?
多面的な魅力は一つの香りだけでは語れないもの。
▶︎自分の香りに出会うには…
間違ってはいけないのは「流行ってる香りを選ばない」ということね。例えば、数年前にクロエが大ヒットしたじゃない?
確かにヒットするには理由があって、素晴らしい香りだったけれど、自分がクロエな女かどうかは分からない、ということ。それに、もしかしたらもっと自分に合う香りがあるかも知れないのに、流行ってるっていうだけでそれを使うなんて愚の骨頂だわ。
香水売り場にはきちんと香りのプロフェッショナルがいるのだから、こんな雰囲気の香りを探していて…と相談すれば香り選びを手伝ってもらえるわ。香りは奥深いものだから、あたしのようにとにかく沢山試す、というやり方もあるけれど、最初はプロフェッショナルの力を借りるのが早道ね。自己判断だけではなかなか運命に出会えないのよ。
▶︎香りのお持ち帰り
香水にこれからトライする方は、いきなり買わない、ということも覚えておいて。お店で知ることが出来るのは香水のトップノートという最初の香りなの。香水はトップ→ミドル→ラストと時間や体温によって香りが変化してゆくから、香りの最初の印象が素晴らしくても、後から違和感を感じてしまうこともあるわ。
紹介してもらった香りで気になるものを2つまで絞り込んだら、左右の手首にひと吹きずつ着けて一旦香りを持ち帰るのがオススメよ。二つの香りの変化を確かめて、しっくりくる方を選べば失敗はないわ。
▶︎Miranda's recomend
これまで数々の香りを試してきたあたしのオススメを紹介するわ!
【ジョー マローン ロンドン】
▶︎イングリッシュペア&フリージア コロン
ジョーマローンは1994年に創立されたブランド。ロンドンで生まれたブランドらしく、ナチュラルでボタニカルな香りがベースなのだけど、都会的な魅力もある、あたしの一番のお気に入り。
中でもこの「イングリッシュペアー&フリージア」の香りは秀逸の一言ね。フルーツの甘さとフリージアの花の芳しさが溶け合うと、こんなにも素晴らしい香りになるのね?!という驚きを感じるわ。
ジョーマローンはもちろん一つの香りをそのまま楽しむことも出来るのだけど、重ね付けをして自分らしくアレンジ出来るのがいいところ。
スリムなボトルだから、ポーチに入れて持ち歩きやすいのも嬉しいわ。
【クリード】
▶︎アバントゥス
クリードはジョーマローンと同じイギリスのブランドなのだけど、こちらは歴史があって、1760年に創立された、英国王室ご用達のブランドよ。
さすが…歴史あるブランドだけあって、お値段も決して安くないわ。
でもクリードの香水はどれを取っても名香と言えるほど素晴らしいの。
中でもあたしのお気に入りのアバントゥスは、是非殿方への特別なプレゼントにして欲しい逸品。この香りをまとうだけで、一流の男の風格と色気が生まれるわ!
戦いに出る戦士のつかの間の休息をイメージしたこの香り。決して荒々しさはなく、瑞々しくて、でも深みがあって、若造には使いこなせない大人のための一品ね。これを着けている殿方には滅多に遭遇しないのだけど、もしふとすれ違った殿方からこの香りがしたら、思わず「待って!抱いて!」と叫びたくなるわよ(←どんなよ)
あたしは、例えばビジネスの商談でキリッと気分を引き締めたい時なんかに、女性がこの香りをまとうのもとても素敵だと思うけどね。
【ペンハリガン】
▶︎リリーオブザバレー
この香水は、今はもう廃盤のバーバリーの香水が無くなった時に一時ショックで立ち直れなかったあたしの前に降臨したもの。
今気がついたのだけど、ペンハリガンもイギリスのブランド。今回ご紹介するのは、きしくも全てイギリスのブランドね。
リリーオブザバレーというのはすずらんの花のこと。バーバリーの香水も白百合のようなフラワーブーケの香りで、それをかなり愛用していたあたしは、廃盤と知ってそれはショックを受けたわ。フローラルと言っても雑味の多い香りが多くて、花についた朝露をそのまま閉じ込めたようなピュアな香りは少ないの。
でも、このペンハリガンのリリーオブザバレーに出会えたわ。
すずらんの芳しい香りを嗅いだことはあるかしら。百合の花の香りに似ているけれど、もっと繊細で透明感があるの。ただ、すずらんの花はとても小さいから、あの香りをそのまま抽出することは出来ないんですって。
でも、それが見事に落とし込まれたのがこのリリーオブザバレーよ。
ほんの少しつけるだけで、一日中幸せを感じられる素晴らしいフローラルノート。是非試してみて欲しいわ。
今日は随分と長くなってしまったわね!
また、折をみてオススメの香りをご紹介します。
Miranda.