色絵の器

今日、ご案内したのは

色鮮やかな

とても美しい色絵の小皿です。

華やか色絵のうつわは

豪商をはじめ町人の富裕層

武家や公家や大名が

所持していたもので

多くは晴れの日の宴席で

客にもてなす食膳具として

使われていました。

皿や碗、鉢など

何十客も揃いで誂えられ

共箱に納められて

大切に保管されていました。

高価で贅沢な品物ですので

普段使いはせず

箱に入れて

子から子への伝世品として

大切に受け継がれていたことが

想像できるお品です。

宴の華やかさを

より一層

艶やかにしてくれるお品であったことは

間違いないように思えます。

そんな素敵なうつわを

愛でながら

今日は休むことにします。

おやすみなさい。。。