子育てコラム『今の自分と昔の自分違いますか?』
「今の自分と昔の自分と違いますか?」
私の中では、幼少時代は大人しくて人前にでるのが苦手で、自分の意見も言えず人に合わせていたように思っています。場の空気を合わせて、自分を出すのが怖かった。ましてや、人前で心の気持ちを表に出すなんて考えもしなかったです。
いろんな方とお話させてもらったり、経験させてもらったりする中で、みんな同じような気持ちって持ってるのだと。それがわかるようになって前よりは気持ちを出せるようになってきたように思います。少しは成長したかな?と思っても同窓会に行くと、『昔のまんまだね』と言われたりする。周りをみても、現在の職業や性格もうなずけるものである事も多いです。
いろんな性格の子供さんがおられると思いますが、どんな子供も大人も良いところもあれば、そう思えない部分を持っています。それらは、他人の味方によるものもあります。その人の良い部分(自分らしいと思える部分)がたくさん表に出てくるようになればいいなと思っています。
子育て中は「そうでない自分」の側面が出てしまい、自己嫌悪してしまう事もあります。
『自分はこうでありたい』が空回りして、上手くいかない。それも自分なんだと思えるようになるまでは時間がかかってしまったり。
その人の根っこの部分は変わらないのかもしれません。先天的に持っている性格のどこが出るかは後天的なものと言われる部分の影響しているように思います。
子供とはいえ別の人間。本来生まれながらにして持っている性格や、後天的なものでどの部分が出てくるのか決まるのだとしたら、どうしてあげる事がいいのかな。。
『見守る事』は応援していること。と聞いたけれど。。
『見守る』事をしていたつもりが、途中で「見限っていたのかな。。と感じました。子供の行動を自分の目線で解釈し、都合のよい言葉で納得していたんだなと。
子供は大人からしたら『わがまま』と言われる行動をするものだと思うのはどうでしょう?
「絵本読んで欲しい」と言って読んだら、「これは違う!」と言ったり。こないだ、中学の娘が、「○○したくない!」と言ったので、「しなくてもいいし、自分で決めたらいいよ」と言っも、「しなきゃいけない事はしなさい」と言っもどれも正解はなくて。「今何を答えられても違うって言うから、もやもやしてる!」と言ってくれました。
もしかしたら、子供も大人もどうしていいかわからない時やどうにかしたい気持ちを聞いて欲しいんだろうなと。今ならそう思えます。
ママもしんどくない方法として、「じゃあ違うならどれ読んだらいいかな?」
好きな事を見つけて欲しいという思いついから、子供が嫌がったら違う提案を考えてしまい、「その嫌な事をどうすれば出来るのか一緒に考える」「なぜ嫌なのか?」を考えてからの提案も大切だと気がつきました。
本来持っている素敵な面が出てくると、自分も周りも嬉しいですよね!子供のそんな1面がどんどんでるように、これからも試行錯誤は続きます。1人で悩んでいると気がつきにくいです。正解なんてないからこそ、いろんな意見を知ることで自分に当てはめてみる事も大切だなと思います。
ママもパパも子供達も自分らしくいれますように!今日もそれぞれの素敵な1日をお過ごし下さい!