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メイキングという名の試行錯誤日記

第一回手抜きアナログメイキング

2016.09.27 18:08

のっけからひどいタイトルですが初めまして。南雲遊火と申します。

pixivなどに生息している、下手の横好きインターネットお絵描きマンでございます。


以前、TwitterのTLにて、何度か各々がメイキングを作ってpixivにあげる……といった流れになったことがありまして、その時作ったグリザイユのメイキングをそのままpixivに残してたところ、なぜか2年以上経った今頃某巨大掲示板に晒されてしまい、笑いの種にされてしまいました。

(下手の横好きでやってますので、下手な自覚はあるので、そのへん否定はしませんが……あ、現在、Twitterの方は閉じました)


あの、ただ、一応、一言言わせてください。


アレはほんの一部です。


小学生の頃から縁のあった心の師匠は、絵画と切り絵とマイタックラベル(事務用品の丸いシール)を組み合わせて仏さまを描いてしまうなんでもアリの人だったし、大学時代の講師の受け売りではあるのですが、「一番大切なのは完成品を、どれだけ頭の中のイメージに近づけるか。ツールや技法は二の次三の次」といった考えで創作活動しておりまして、私の表現媒体がイラストだったり漫画だったり小説だったり、バラバラなのは、そのためだったりします。


んなワケで、使用頻度にばらつきはありますが、パソコンだけでも描き方的には6種類(たぶん)、アナログになると、もはや毎回違って決まったパターンなんか無い状態です。

たまたまグリザイユが早けりゃ1時間でカラー描けるからって理由で多用して、当時まだ覚えたてだったので自分でもまとめてみようって理由で、メイキングTLで選択しただけだったんだけどなぁ……。

(ちなみに今でも人数たくさん詰め込まなければ、グリザイユだと1時間半くらいで描いてます。)


そんなワケで、メイキングはグリザイユだけじゃない!

実際は毎度毎度試行錯誤でもっと(いろんな意味で)酷いぞー!!!

……をモットーに、第一回始めます。

いや、我ながら本当に酷いので、良い子は真似しないようにお願いします。




そんなワケで、今日はアナログ。

実は先日、隣町の文具屋で、こんなものを購入しました。

転がるのでマウスで支えてますが、ダーウェントのウォーターソリュブル・スケッチングペンシル。全3色。

これ、水に溶ける鉛筆なんです。

前に描いた絵で、別の水彩色鉛筆も使ってますが、使ってみたら次の通り。

単品で使うと、ちょっとお手軽水墨画みたいなイメージ。


そこでふと、余計なことを思いつく。


コレでアタリ描いて、鉛筆で線画描いて、水で溶かせば、主線消しゴムで修正しながら描けるし、ペン入れしなくてよくない???

ついでに、濃淡で影つくんじゃない???




そんなワケで早速実験開始。

ウォーターソリュブル・スケッチングペンシルでアタリを描いて……


普通の鉛筆で線画を描く。

……うん、一応ウォーターソリュブルの方を一番薄いやつで描いて、主線は4Bで描いたけど、正直分かりづらい!!!


でも、ふとあることを思いつく。


……もしかして、これ、水彩色鉛筆あたりでもいけるんじゃない???




そんなワケで、家中の水彩色鉛筆引っ張り出して実験開始。

共通して、紙はMUSEのアラベール、線画はダーウェント・スケッチングペンシル(上記とは違い、水に溶けない物)の4Bを使用。

一応、失敗してもリカバリできそうな先入観で、黄色〜オレンジをチョイス(ぉぃ。

ダーウェントのティンテッド・チャコール。

木炭の質感をもつ色鉛筆。

地味な色合いで単体で使うにはクセがあるけど、個人的に一番一押しの画材。

そのまま使っても良し、水に溶かしても良し。




ダーウェントのインクテンス。

溶かすと鮮やかな色合いだけど、鮮やかすぎて一歩間違えたらとんでもないことになるジャジャ馬色鉛筆。

いや、単に私が使いこなせてないだけなんですが……。




ダーウェントのパステル色鉛筆。

非常に使いやすい色鉛筆タイプのパステル。

手に入れたばっかりでまだあまり使ってないですが、なかなか楽しい画材です。




ステッドラーのカラト・アクレェル。

元々使ってた我が家の古株。ある意味私の中で、基準というか、指標となってます。




というワケで、早速アタリを溶かしてみましょう!

……あー。

なんかちょっと想像と違ったような……。

というか、アラベールってあんまり気にしてなかったんだけど、もしかして水はじく???

もしかしてあんまり水彩に向いてない???←まずそこからか




気を取り直して他の物も引き続きアタリを溶かしてみます。

だいたい溶けたけど、少し跡が残っちゃったかなーといった印象。




……うん、お前はわかってた。

という冗談はさておき、色鉛筆が乗ってた上の鉛筆がまとめて一緒に流れちゃったかなーといった印象。




写真ではそう目立たないけど、結構アタリが残っちゃってます。

また、インクテンスと同じように、主線の鉛筆がかなり流れちゃってます。




割とアタリ線は綺麗に消えてくれましたが、同様に主線の流れが一番酷かったかもしれない……。




そんなワケで、なんだか初回から大失敗バリバリなんですが、このまま終わるのもなー……ってなワケで、ダメ元でウォーターソリュブル使ったモノを着色。

油性色鉛筆にしようかなーと思いましたが、これ以上画材増やすのもアレだと思い、今回はダーウェントのパステル色鉛筆をドライで使用。

……アレ。コレ、少し黒いけど、主線なんとかすれば、リカバリできそうじゃない???




というワケで、同じパステル色鉛筆のグレーとこげ茶で、主線を描き足してみる。

か……完成……で、いいかな???

最初の大惨事に比べれば、なんとか……なった……かな???

っていうか、この方法、描きたい絵の雰囲気と、ワトソンとかケナフとか、紙の選択を誤らなければ、いけそうな気がする……←そこか



そんなワケで、第一回手抜きアナログメイキング。のっけから右往左往してましたが、いかがだったでしょうか。

大体毎回こんなノリで絵を描いております。日々実験!!!




あと4枚は……ちゃんと後日リカバリします……ただ今日はもう疲れた_:(´ཀ`」∠):_。