作る眼で、名古屋城。 〜その2〜
さていよいよ名古屋城へ。
石垣、やっぱりデッカいですね。
機械とか無いのに人が積んだんだよ!と娘に伝えると、
歴史に興味が出てきた娘はなんだか小さく
「オォゥ・・」
とうなっていました。
ま、石垣以外はほぼ20世紀のもの。戦時中に焼け落ちてますもんね。
だからコンクリートでできてるとこも多く、なんとなく城と言うか
ビル
って感じですよね。。
でも十分カッコいいけどね。
城の中は博物館ですね。
こんな石を運んでた人の展示もあって興味深し。
前来た時こんなのあったっけ??
なかなか引き手の人がリアルでよろし 笑
来館者もこの後方からロープで石引き体験できるようになってるのですが
大体引く力が60kg程度なんで、僕は難なく終わってしまいましたよ。。
誰もがふ〜〜んって通り過ぎていくけど、僕だけ執拗にこの兜を見ていました。
よう出来てる。ホントにこういう造形ってすごいですよね。美しい。
外国の方に展示説明するボランティアの方が『 helmet !! 』って訳されてて、
え〜〜?そうなん?!とか思いましたけどね。
名古屋城ミニチュアと娘。
夏に名古屋のテレビ塔を作りましたもので、なんかまたこんな仕事来たらオモシロいよな!
とか思って参考のまなざしで見る観る。
カットモデル!!カッコいい。
これ作るの、本当にすごい時間と労力とお金が動いてるんだよな!と
なんか独特の異様凝縮空間を感じましたよこれにはね。
撮影台とかもあった。絶対前はこんなの無かった気がするわ。
娘がちょっとポ〜っとなってるのは、恥ずかしいのと、アイスクリームが
食べたくなってきてるから、なのです笑
さぁ、それでも登って登って天守閣へ。
いよいよゴール。
天守閣展望台より。
最初は名古屋城も屋根瓦だったそうですが、改修により銅板の屋根に。
ついつい、
『厚い板使ってんな。ところでどうやってこの銅板を屋根に固定してんだ?
リベットとかは多分無かっただろうし、隠し釘っていったとこなのかなぁ』
などと考えながら、遠くを見ずに近くをじっと見る僕。。
きっと怪しい人だったに違いありませんな。
天守閣から降りてきてまた石垣を見る。
鑿のハツリ跡とか見てると心がなんかワサワサしてくる。
時を超えて、音が聞こえてくるようだ。
そんなことを思ってる父とは裏腹にもう限界の娘・・笑
(この後ソフトクリーム食べて少し復活)
あぁ。こういう門扉の鋲も、美しいですよね。。
さて、そろそろ城から外に出ようかと帰路を歩んでいたところこんなところが!
本丸御殿の復元のための木材置き場、加工場なのでした。
ここではものすごく太い材木がゴロゴロ。
いいな、こんな作業場。いろいろ参考になります。
ここは刃物の研ぎ場。やっぱりこういうの燃えます。
丸鑿は、やっぱり砥石を溝状に加工して研ぐんだ。。
未だによくわかんないんよね、どれが正解なのかって。
この施設では端材をご自由にどうぞ!って書いてある箱が置いてあり、
1ついただいてきました。
おそらくヒノキ。いい香りがします。
帰り道。名古屋城の堀を見る。
そうかここに。ヤツが!!
1m越えのヤツが潜んでいるんだ!!
アリゲーターガー、捕まえるのは誰なんだろう?!
まぁそんなこんなで実に久々の名古屋城は、もうお腹いっぱいな感じでした。
建造物、あらためてよく見ても本当に楽しい。発見多し。
ちょっといろんな城を廻ってみたい気にもなりましたよ。
この段階で運動会の振替休日1日めがやっと終了。
いやはや大変だ。。