9月29日　ベーブ・ルース60号ホームラン（1927年）

2016.09.28 22:26

ベーブ・ルースは、アメリカの野球の発展に名実ともに大きく貢献し、「野球の神様」と言われていました。

ドイツ系移民であった両親が酒場を経営しており、病弱な母と多忙な父のために、両親から適切な教育を受けられなかった彼は勉強がおろそかになって学校をサボる様になり、街の不良と喧嘩にあけくれ、酒、たばこなど非行に手を染めていきます。

そして、全寮制の矯正学校であり孤児院の役割もする学校に送られてしまいました。そこに待ち受けていたのは、マシアスという神父。神父は、ルースに野球を教えてくれました。

数年後・・・偶然、野球を観戦していた人がルースの活躍をみて、プロ野球の監督に紹介したために、プロ野球人生が始まったのです。

しかし、7歳の頃から超がつくほどの不良で、外部から隔離された全寮制の矯正学校での生活が長かったため、世間知らずで子供じみたところがあったルースは、身長188cmなのにも関わらず、「ベーブ（赤ちゃん）」と呼ばれる様になり、これが生涯残る名前となったのです。

偶然見に来ていた人が、ルースのすばらしさに気が付き、次の行動を起こさなかったら、野球が進化する事はなかったかもしれません。

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