2021.1⑯【stand.fm】1/29🌸金柑「超訳百人一首 うた恋い。」【配信原稿】
いつもありがとうございます。
伊藤恵です。
stand.fm、1/29分の配信原稿を記録させていただきます。
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こんにちは!「ふくわ」です。
このチャンネルは、山形の書道家・伊藤恵が可愛がっている ヒツジのぬいぐるみ「ふくわ」と「はわわ」が、主人になりかわって、日々の学びや気づきを書道やアニメの話を交えてお伝えし、心に楽しい発見と安らぎをお届けする番組です。
1/29がお誕生日の方、おめでとうこざいます!
また1年、素敵なことがたくさんありますように。
1/29の誕生花は、「金柑(キンカン)」
花言葉は「思い出」「感謝」です。
ネット記事から花言葉の由来をご紹介します。
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花言葉の「思い出」は、冬に、風邪によく効く実を、砂糖漬けや甘露煮などで食べた、
子供の頃の連想からつけられたのでしょう。
「感謝」は、江戸時代に中国の清(しん)の商船が遠州灘(えんしゅうなだ)沖で遭難し、
漂着した静岡の清水港で、船員が助けてくれた地元の人に、砂糖漬けの実を贈ってきたというお話からつけられたともいわれます。
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さて、今回は通常回の後半ということで、アニメのご紹介です。
今回ご紹介する作品は「超訳百人一首 うた恋い。」
こちらは、百人一首を題材にした、杉田圭さんによる漫画短篇集が原作です。
2012年に放送されたアニメで、百人一首の、主に恋愛の歌を題材にした、コメディ・タッチのストーリー。平安時代の歌の世界を、流行語や外来語を交えた可笑しみのある現代訳で、詠み人を主人公に想いや交流を描いています。
伊藤恵さんがこのアニメを見たのは何年も前で、YouTubeにもアニメの動画があまりなく、記憶が薄いところではありますが、絵がキレイなのが特に印象的でした。
衣装は平安時代の着物ですが、髪型や髪色、顔の描写が現代風で、それぞれの個性がしっかりしていたのも見どころでした。
百人一首の和歌は、五七五七七の三十一字でつづる短歌ですが、詠み人が歌を詠んだ背景を知ると、この限られた字数に、作者の境遇や気持ちが、ぎゅっとつめ込まれているのだなと感じます。
伊藤恵さんに文章を書かせると、とっても長くなりやすいので、短歌や俳句という限られた字数にきっちりおさめる、という技術や感性が、それはもう素晴らしいなと感じるところです。
百人一首を本で読むのも楽しめますが、アニメなら、より入りやすいですし、
昔も今も、人が感じることには共通するものがあって、古典や歴史を身近に感じられるようになります。
動画を探したところ、学研さんのYouTubeチャンネルがあり、一首ずつ漫画形式の動画がありましたので、そちらもオススメです。
たまたま伊藤恵さんのお気に入りの歌の動画を見つけたので、少しご紹介します。
第60首、詠み人は小式部内侍(こしきぶのないし)
「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立」
小式部内侍の母親は、第56首の詠み人でもある和泉式部(いずみしきぶ)という歌人で、小式部内侍の歌の才能は親譲りと評判でした。
ですが、当時10代半ばとあまりに若くて優秀なので、母親が代作しているのではないかという噂もあったほど。
歌合せに参加するとなったとき、藤原定頼という人が、お母さんから代作を書いた手紙はきたのかい?という失礼な発言に対して送ったのがこの歌です。
訳としては「大江山を越えて、生野を通っていく道が遠いので、天の橋立の地を踏んでもいませんし、母からの手紙も見てはいません。」という内容です。
「生野」と「行く」、手紙という意味の「文」と自分の足でその地を踏むという意味の「踏み」、「天の橋立」は母親がいる「丹後」を指してもいます。
3つの言葉それぞれに2つの意味を持たせて、母親の代作ではないことを主張する歌を、その場で詠まれてしまった藤原定頼は、当時の慣習だった返事の歌を詠むのも忘れて引き返した、というエピソードがあります。
意地悪を言ってくる愚か者に対して、実力をもってお返しする様が痛快で、伊藤恵さんのお気に入りの歌のひとつです。
今回は通常回の半分ということで後半をお届けしました。
次回は前半として、美文字のコツをひとつ、お伝えしたいと思いますので、よろしければお聞きください。
皆さんの心に楽しい発見と安らぎをお届けできていたら嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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こちらの原稿はstand.fmのアプリかインターネットでお聞きいただけます。
よろしければお聞きになってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。