キンモクセイが満開　

例年より早く、ご近所のキンモクセイが満開に。
あたりは甘い香りで漂って、自宅マンション６階の室内まで流れてきます。

キンモクセイ（学名：Osmanthus fragrans var.aurantiacus）原産地／中国　モクセイ科モクセイ属

キンモクセイの香りは、私にいつも、教科書で知った安岡章太郎作の「サーカスの馬」という話を思い出させます。

そこに書いてあった「冷たい甘い香り」という表現。

「くりの花」と書いてあったらしいけれど。

「黄色い粒々の花が散っていた」と書いてあったので、私は勝手にキンモクセイと解釈しているのでした。
実際、小説の中の舞台、靖国神社には大きなキンモクセイの木があるのです。

心地よい夜風と虫の音、そして甘い香り。

秋の宵はいいですね。