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サクラス・インターン通信

1月学生インターン・キャプテン鼎談

2021.01.29 09:00
 サクラスのインターンには3つのチームがあり、チーム編成とキャプテンは毎月変化する。各チームは月ごとにKPI(業績指標)を競い合い、しのぎを削っている。本稿では、1月のチームキャプテンを務める古賀さん、粟根さん、西さんの3人の鼎談の様子をお送りする。


ーー1月もまもなく折り返します。ここまでの戦いを振り返っていかがですか?前半戦、特に印象に残ってるシーンはありますか?


古賀(チームK2):

 私たちのチームはもともと最下位だったのですが、一昨日くらいに葛西くんの活躍により逆転して、今は1位の状態です。そこはすごく葛西くんに感謝しています。葛西くんは今まで経験したことのない、マニュアルがほとんどない業務でも、今回のように結果を出してくれます。私はチーム選びのときに葛西くんを指名した理由がまさにその点にあったので、皆の期待に応えてくれて嬉しいです。具体的に印象に残っているのは、先日葛西くんが池上さんから、ある広告が成果を出した原因について質問されていたとき、自ら身につけたWeb広告の専門知識を生かしてそれに的確に答えていたシーンです。何かしらの結果に対してそれがなぜそういう結果になったのか、どうすればその結果を再現できるのか、そういったことをきちんと考えているところがすごいと思いました。


粟根(チームA):

 今月は事業のバリエーションが増えたことで、競争のルールが今までと大きく変わったことが印象的でした。また、今回の私のチームメンバーは全員が私と初めて同じチームになる人だったので、各人とどのような話し方をしたらいいのか、どう話したらどのようなレスポンスをもらえるのか、などがまだ手探りの状態です。前半、具体的に印象に残っているシーンは、チーム内でのしごとの割り振りが変わって引き継ぎをした時のことですね。お互い具体的にどのようなところに気をつけて仕事をしているか意見交換し、仕事の内容だけでなく改めて高い品質を維持するための工夫について考えるきっかけになりました。


西(チームN):

 チームメンバーの育成という観点からは、私のチームは新人さんの割合が多いのですが日に日に頼もしくなっているように感じます。新メンバーはまずは「ミスをしない」という当たり前のことから取り組む必要がありますが、これまで私にたくさん質問をしてくれていることから、安心して見守ることができています。


古賀 夕愛(こが・ゆうあ)

聖心女子大学3年。昨年11月に月間MVPを獲得。12月・1月とチームK2を率いるキャプテンを務める。



ーー後半戦、どう戦っていきますか?後半戦、鍵を握る選手をひとりあげるとすると?


古賀:

 私たちのチームは今のところ1位ですが、緩むこと無くさらにもう少しポイントを重ねられるように、新規案件の獲得に力を入れたいと考えています。新規案件を獲得するためには、自分の強みを作り、それをきちんと伝えることが重要です。このような時には、仕事をお願いする人の視点に立って考えることが大切になります。また、鍵を握る選手は村下さんです。村下さんはすごく高い可能性を持った選手で、特に彼女の高いコミュニケーション能力を活かして、さらにその才能を開花させるサポートができればと考えています。


粟根:

 私たちのチームはメンバー4人中3人がEC(通販)に関わっているので、ECでいかにいい成果を残せるかにかかっていると思います。また、鍵となる選手は二川くんです。まだ彼の仕事ぶりを見たことがないので、期待が大きいです。メンバー同士が相互作用しながら成績を上げられたらと考えています。


西:

 小さくても新しい案件を積極的に獲得して積み重ねていく必要があると思っています。メンバーにはどんどん仕事に慣れてもらって、新しい案件を担当していってほしいです。そして、鍵を握ると考えている選手は藤井さんです。先月も期待している選手として名前を挙げましたが、あれから初めての案件を終え、今後2つ目の案件でどのような成長が見られるか楽しみです。



ーー今月からまた制度面での変更もありました。キャプテンが選手を指名するドラフトもそのひとつです。チーム編成をどのように考えましたか?


古賀:

 先月優勝できなかったこともあり、今月こそは勝ちたいという思いがありました。そのためチームを組む上での最優先事項は、ポイントを獲得できるような編成にすることでした。その際、葛西くんはマニュアルがほとんどない状況でも結果を出せる実力がある上に、先ほども言った通り結果から学びとれる能力もあるので、確実に必要な人材だと考えました。村下さんはビールの売り子という異色の経験の持ち主で、コミュニケーション能力に期待して選びました。売り子はビールを買ってもらうためにお客さんとうまくコミュニケーションをとる必要があるかと思いますが、それは仕事での案件を獲得する際にも活かせるのではと考えました。彼女のコミュニケーション能力と積極性で仕事をとってきてくれるだろうと期待しています。


粟根:

 今回、編成上もECが重要だと思っていたため、まずはECで結果を残せそうな人をとりたいという考えで選びました。またそれだけではなく、自分がまだ同じチームになったことがない人とチームになってみたいとも考えていたため、そのような面でも人選を行いました。


西:

 私は新しいメンバーをとにかくとるという気持ちでした。というのも、私はサクラスでのインターン歴が最も長いこともあり、一緒のチームで働いたことがない人と話し、仕事をし、彼らに何かを伝えたいという思いを持っていたからです。また、今回のドラフトのルールでは他のキャプテンと指名が被ったら選手をとれないという事情もあったため、人選を工夫する必要がありました。


粟根 愛華(あわね・あいか)

お茶の水女子大学2年。昨年12月に月間MVPを獲得。今月はチームAを率いるキャプテンを務める。



ーーチームとは別ですが、公務を分担する委員会も始まりました。委員会活動をどのように捉えて、どのような貢献を考えていますか?


古賀:

 私は総務委員を担当していて、みんなの結束力を高めることとマニュアルの充実を図って仕事の基礎を作ることが主な仕事です。前者については、オンラインでイベントを開催することで、朝礼でするような仕事の話とは違った形でコミュニケーションをとれる機会を設けようと考えています。後者に関しては、マニュアルを充実させ、仕事の仕方よりも成果に目を向けられる環境を作りたいと思っています。


粟根:

 総務や経理といった公務を皆で分担する委員会制度は、まさに実際の企業の縮小版のような制度だと思います。1ヶ月単位で役職を移動できるのもとても面白いです。私は今月、風紀委員なのですが、インターン生がビジネスに必要な心持ちや社会人としての素養を身につけるお手伝いをしたいと考えています。


西:

 私は人事を担当しています。選手たちの人事制度の設計や運用、チームの強化費の運用が仕事です。制度や予算の運用というと堅苦しいですが、このサクラスでのインターンをもっと楽しい方向に持っていくためにMVPの報酬制度を工夫するなど、創造性も発揮していきたいです。



ーー粟根さん、12月はレコード勝ちのMVPでした。振り返っていかがですか?


粟根:

 10月、11月と惜しいところでMVPを逃してしまっていましたが、12月は巡り巡ってきたチャンスをしっかりとものにできたような気がします。最後まで諦めずに、終盤はひたすら細かい計算をしていました。数値を分析すれば問題や課題が明確になるので、次にどう行動すべきかを決めやすくなります。ポイントが足りないとただ慌てるよりも、どれだけ足りないのか?何をすればどれだけ詰められるのか?計算することが大切だと思います。



ーー西さん、粟根さんとともに自身も高得点で12月をしめくくり、キャプテンとしてチーム優勝しました(※チームレコード)勝因はなんですか?


西:

 今どれくらいのポイント差があって、何の案件をどのくらいこなせばそれを埋められるのかということをちゃんと計算したことですね。やはり計算は重要だと感じました。そして、何より粟根さんの大活躍は大きかったですね笑


西 香織(にし・かおり)

慶應義塾大学3年。10月・11月・12月とチームNを率いて無敵の3ヶ月連続優勝となった。1月も引き続きキャプテンを務める。



ーー古賀さん、先月は悔しい思いをしましたね。先月の、そして今の課題はなんですか?


古賀:

 先月の結果が今ひとつだったのは、行動が遅かったことが原因だと考えています。ある案件が長引きそうだとわかったときにもっと早く他の案件の獲得に動くべきでした。今月はその点は先月より改善できていると思います。また、先ほど粟根さんや西さんが言及していた、ポイントの計算を先月はあまり意識できていませんでした。



ーー2021年、新しい1年が始まりました。最後に皆さん、どのような1年にしたいですか?


粟根:

 自分はどんなこともそこそこにこなせる自信はあるのですが、これといった長所がまだ見つけられていません。今年は、「あなたと言ったらこれだよね」と言ってもらえるような武器を見つけられる1年にしたいです。


古賀:

 私は何事においても頑張り抜けることが長所だと思うので、今年もそれを貫いて誰よりも頑張る1年にしたいと思います。 


西:

 私は今年就活というビッグイベントがあります。サクラスの仕事と両立をしていくためにも、自己管理を大切に1年間過ごしていきたいです。 


(書き手)古川康太(一橋大学法学部1年)