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輝凛(きりん)の独り言

「私ってどんな人?」~ジョハリの窓

2016.09.29 13:34

先日、通っているカウンセラースクールで宿題が出ました。

「周囲の友達などに、あなたがどんな人に見えているか、印象でも何でもいいので、聞いてみてください」というもの。

そして、それを「私も知っている私」「私が知らない私」に振り分けます。

折角なので、友達各位にご協力頂いた「私ってどんな人?」というのを、公開してみます。


あなたから見た輝凛さんって、どんな人?

◆Aさん(音楽友達):女性

◆Bさん(職業訓練校の時の友達):女性

◆Cさん(ハンドメイド仲間):女性

◆Dさん(地元の中学時代の同級生):男性

◆Eさん(一番長く一緒に働いた元同僚):女性

◆Fさん(音楽友達):男性

◆Gさん(音楽友達):女性


これらを振り分けます

信用できて、期日までに絶対に返信をくれて、いい意味でふざけない人を選びました。

そして実は自分がこれからどんな仕事をして人生を送って行くのか、というのを考えた時に、近い位置にいる他人から求められている、認識されている姿を活用するのが一番いいようにも思っていたので、いずれ聞いてみたいと思っていた質問だっただけに、なかなかのいい機会、いいタイミングで質問をすることが出来ました。

が、「私ってどんな人?」で真っ先に「Dir en grey」「薫さん」「泰司さん」が出てきているって、本当どれだけなんだよ!って自分でも思いますが、でも、そうなんだろうね(苦笑)。

そしてこれらを「自分も知っている自分」「自分が知らない自分」に当てはめていきます。

私の場合、あまり意外性はなかったんだけども、「印象を聞いて言葉にされるほど、強い傾向だとは思っていなかった」と思うものを「自分が知らない自分」に入れたりもしました。

さらに。

「他人は知らない、自分だけが知っている自分」というものも、自分で挙げていきます。


それで完成させたのが、こちらの図。全部は書ききれなかったので、言葉をちょっと変換したり、一部の言葉しか書けていませんが…。ピンクの文字は受講記録です(^^;

こんな感じ!

んで。この宿題が何になるかというと。

「ジョハリの窓」というものがあります。

図はこちら。

そういえば、自分自身がカウンセリングを受けている時、メールカウンセリングを受けていたことがあったのですが、そこでの先生に言われた言葉を思い出しました。

「ジョハリの窓というものがあります。あなたは周囲の人が知っていて、本人が知らない「盲目の窓」だけではなく、その人が見せないでいる「隠された窓」を見つけることに長けているように思います。なので周囲の人は「あなたは私を理解してくれている!」と嬉しくなるのでしょうね」

そうなんでしょうかね…(^^;

自分では見えるまま(というか、感じられるまま)のものでしかなくて、特に意識したり、探そうと思っているのではないので…。ごく自然と、普通に感じられるものでしかないので…。

話を戻して。

一度、Dにある「未知の窓」を見て欲しい、というか、気にしていて欲しいんですよ。

「私も知らない、他人も知らない」という領域です。


そこで!

Bの「盲目の窓」に入っているワード。

私で言えば「独自のセンスがある」とか「真面目」とか。

それを「えー!私、そんなことないのにー!」と否定して弾いたりしない。

「なるほどね。私にはそういうところがあったのか」と、自分の性質として認めてしまうのです。

そうすると。

元々はBの「盲目の窓」にあったものが、Aの「開放された窓」に移りますよね。

自分でも知っている自分になるわけですから。

さらに。

Cの「隠された窓」についても、「実はさ…」と、思い切って周囲に話すなどして、知ってもらうのです。

「黒歴史はネタになる」と私は結構本気で思っているんですよ。

私自身も、以前精神的な疾患を負っていたことや、様々なトラブル(対人関係や体調など)があったことをツイッターなどではどんどん開示しています。

それがあるからこそ、なのでしょう。

「話に説得力と深みがある。この人の言うことは本当のことで、信じられるものなのだろうな」

と思ってくれているようなフォロワーさんがすごく増えました(数名の方からこのようなご見解を直接言って頂けたことが数回あります)。

そうすることで「自分も知り、周囲の人も知っている自分」、つまりはAの「開放された窓」の領域がさらに広がって行きます。

それを図で見ると、以下のようになります。

元にあった表の状態から、赤い線の状態にスライドしたと思って下さい。

そうなると、Aの「開放された窓」が広くなったと同時に。

最初に、お伝えしたことを思い出して欲しいんですね。

一度、Dにある「未知の窓」を見て欲しい、というか、気にしていて欲しいんですよ。
「私も知らない、他人も知らない」という領域です。

ここで、Dの「未知の窓」を見て下さい。

Bの「盲目の窓」の事柄を受け入れる。

Cの「隠された窓」の事柄を周囲にカミングアウトすると。

Dの「未知の窓」が開くんです…!

これ、面白いと思いません?そして「すごい!」と思いませんか?


未知の窓が開くということ

私の性格の特性では分かりにくいと思えるので。

たとえば、Aとして「パン作りが好き。上手。」というものがあったとします。

そしてBで「文章が読みやすい」と挙がっていたとします。

さらにCで「写真を撮るのが好き(始めたばかりで下手くそだから、まだ誰にも言ってない)」というものがあるとします。

そこで。

「あ、私は文章が読みやすいのね!なるほど!」とBで挙がった自分の性質を受け入れます。

そしてCの中に入れている「実は写真を撮ることに興味を持って、今いろいろ撮ってみているんだよねー」と友達に話したとします。

すると友達が「そうなんだ!パン作りも上手で美味しいし、文章も上手なんだから、レシピブログを自分で作って更新したり、有名なサイトに投稿して、料理好きな人と交流してみたら?」と言ってきました。

これがDの「未知の窓」が開いた、ということなんですよね。

つまり。

積極的にAの「開放された窓」の枠を広げて行くことが、人間の成長にとって必要で、新たな可能性を生み出すきっかけになる、ということなんです。


他者からのプラスの印象と黒歴史は財産です!

ということで。

特に日本人は「謙虚」と「卑屈」を捉え違えて、「自分なんて自分なんて」と、自分が褒められたり、予想外の嬉しい言葉を頂いても、それをシャットアウトしてしまうような人も多いと思うんですよ。

でも、自分がどんなに「そんなんじゃないです!」と思っても、その話を聞いた他者の多くが「分かる」「それな」「同意」と言葉を並べるのなら、それは紛れもなく、あなた自身でしかないのですよ。

照れ臭いかもしれない、中には信じられないこともあるかもしれないけども、その言葉はしっかりと受け止めて(評価をせずに受け止めるって、なかなか難しいんですけどね)、心のどこかに留めておく、または、メモにでも残しておいてもいいかもしれません。

そして、自分が「恥ずべきこと」として、隠していること。

意外と他人はそれを聞いても「うわ、恥ずかし!」と思ったりしないものですから、思い切って開示してしまえばいいのだと思いますが、あまりにも痛々しいものを開示すると、ドン引きされて友達や信用を失いかねない可能性もあるので、何を開示するのかは自己責任で。

特に嫌われるのが、他者からは本気でどうでもいい、各種自慢話(または自慢話に聞こえてしまう話)ですね。

逆に、苦労や失敗談、自分が辛かったネガティブな話はどんどん出していいと思います。

黒歴史は財産で、最高のネタです。

この、他者からの前向きな評価と、自分の黒歴史が自分の新たな可能性を生みます。

その自分の可能性に向かって行くことこそが「成長」ですからね。

大事にしていきたいと、私自身も思いますが、もうこれ以上の黒歴史を生む「だけ」の行動はいい加減控えたいとは思います(^^;

や、結果として黒歴史になってしまったのなら仕方ないけども、黒歴史を作るのを狙いたくはないですね、ということです、はい(^^;