プペル☆
2020年の年間映画興行収入は、
コロナの影響で過去最低を記録したみたですね。
歴代作品別、映画興行収入ランキング1位になった『鬼滅の刃』が上映された年が、
年間映画興行収入、過去最低を記録するなんて、
なんとも不思議な感覚です。
それと同時に、
『鬼滅の刃』の勢いがどれほど凄かったのかがこのデータでより伝わりますね。
(自分も無限列車編、観に行きましたよ。嘘の夢を見せる鬼に対して炭治郎が「言うはずが無いだろう、そんなことを俺の家族が!」というセリフに大号泣しました。書いてる今も泣きそうです笑)
自分は映画を見るのが好きで、
特に映画館に足を運ぶことがとても好きなのですが、
最近見た映画で良かった作品は、
キングコングの西野亮廣さんが製作総指揮・原作・脚本を手掛けている現在公開中の映画、
『えんとつ町のプペル』がとても素晴らしい作品でした。
ものすごく簡単にあらすじを言うと、
えんとつ町に住む人々は空に輝く星を誰も見たことがありません。
でもその町に住むルビッチという少年は星の存在を信じていて、
町の人々から馬鹿にされ叩かれながらも星を見るんだという自分の信じた目標に向かって努力して突き進んでいく、
そんなお話。
このストーリーには、
西野さんの夢や目標に向かって頑張っている人々への『叩かれても負けんな!』というメッセージがふんだんに盛り込まれているので、
今現在、何かに全力で頑張っている人や、
夢はあるけど踏み出せずにいるという人がいたら是非是非、劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?
作品にバシッと背中を押してもらえます。
ストーリーだけじゃなくて、
映像や音楽も本当に素晴らしいです。
オープニング主題歌がHYDEさんというところも個人的には熱いですね。
ちなみに坪井は年末に一回と年始に一回、
計2回、劇場に足を運んで観に行きました。
(この数え方を2プペというらしい笑)
年始に観に行った2回目の方は西野さんご本人の舞台挨拶もあったのですが、
この舞台挨拶がとても素晴らしかったんです。
舞台上に司会進行役の方やスタッフさんなどは一切おらず、
西野さんがたった一人で舞台に立って、お客さんに向けて30分間、喋り倒すという、
もう舞台挨拶じゃなくてトークショーでした笑
さすがは喋りのプロである芸人さんだなと感服いたしました。
自分が生み出した作品を世間に届ける努力を怠るのは育児放棄と一緒だ!と語る西野さん。
その言葉通り、
自分の作品を一人でも多くの人たちに届けるために、
ネットやSNSを駆使して宣伝し、
西野さん自身も日本全国の映画館を毎日のように駆け回って舞台挨拶をするその姿勢は、
同じように作品を生み出す職業である我々ミュージシャンも見習わなくてはと強く思いました。
このネット時代に、
自分の足を使って作品を届けるという行動は一見、時代錯誤なイメージがありますが、
日本全国を自ら駆け回って『えんとつ町のプペル』を届けている西野さんの姿を見ていたら、
実はこれが一番大事なことで、
最も人の心に作品を伝えれる届け方なんだと深く深く感じました。
どれだけネットが主流の世の中になろうと、
実際に対面した時の生身の人間の情熱に勝てるものはありませんね。
音楽のライブも一緒なのです。
早く今までと同じようにライブできる日がやってきますように。
全然関係ない余談ですが、
楽天へ電撃復帰を果たした田中将大選手はいったいいつまで『マー君』って呼ばれ方をするんでしょうかね。
50歳を過ぎて監督とかをやっていても『マー君』って呼ばれてるのかな。
そんなことをちょっと思いました。