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あるくらぼ歩行研究所/介護にまつわる応援情報大阪 arukulabo-peer-support-network Osaka

手や足の拘縮を伸ばす取り組み「拘縮をそのままにしない」ご依頼ください・・・

2024.03.01 13:00

拘縮をそのままにしておきたくありません。拘縮の手・足のままだと、介護する人が怖くて触らないため清潔も保てないし介護も難しくなり、さらに拘縮が進みます。

手の握り込みに関してはあるくらぼハンドメイドの『グリップクッション』が便利にお使いいただいていてもう相当数を販売しています。


人生の終わりが近づいても、拘縮でギュッとなっていると手をさすったり足をさすったりすること自体、ためらわれます。介護スタッフも伸ばして洗ったりしてはくれないので不潔になったり、爪が食い込んだりのケガも絶えません。

拘縮はなぜ起こるのでしょうか?

疾患に由来するものもありますが、一般的に寝たきりや麻痺の方の拘縮は「バランスの悪い姿勢を長時間続ける」「手足に対して刺激が無さすぎる」ことに対する反応と考えています。

TVや動画で、手を握り込んでしまったり、足どうしを押し付けあってしまったり、からだがねじれてしまっている方など、触れるのが怖くなるほどギュッと丸くなられている方がニュースや番組でささっと写るとつい目に留まり、非常に心痛い気持ちになります。


特に在宅医療・介護領域の拘縮は、誰も担当者がおらず、ほったらかしです。介護士や看護師、医師さえも「治してくれる人いないので・・・」といいます。

リハビリ職に介入を依頼してください。(依頼が無いと動けません)

ほんとに治せないようでしたら、私が指導します!


原因にあるように、寝ている姿勢や座っている姿勢のバランスを改善して、リラックスできる体勢にすると徐々に伸びが出てきます(伸びている・自由に動くのが正解なのです)。何日か時間はかかりますが、からだがほぐれるとご本人の気持ちも変わって、お顔が穏やかになったりもします。

リハビリ職以外のスタッフやご家族にも、力任せではない、手順を追って伸ばしていくやり方もお教えできます。

連絡いただければ、治療と介護者への指導に伺いますので、お問い合わせください。

動画は主に脳卒中などで指を握り込んでしまわれている方の指を、少しずつほぐす方法です。

あるくらぼ歩行研究所では「拘縮をそのままにしない」という取り組みをしていて、拘縮の成り立ちから考えたハンドグリップクッションも販売しています。指をそっとほどいたらハンドグリップクッションを握ってもらって、握り込むのを止めてもらい、指は必ず1日1回まんべんなく触ってマッサージして「やわらかな手」を維持していきましょう!

拘縮が解消して、穏やかに療養の時間を過ごせますように。

ひとつ付け加えると、拘縮にならないような姿勢保持や、拘縮になってしまった人を伸ばして過ごしやすくしてあげる、というようなことをする仕事を担当するのは誰か、考えてみたことはありますか?


それを担当している人や役職は、残念ながら現在の医療や介護の現場には存在しません。

ということは、家族任せです。


介護に関わるだれかがやっている場合、ほぼ個人の判断です。そこに割く時間は仕事の中にはありません。

医療や介護の関係者の中には「この方が好きでこの形をとってるんだから、伸ばす必要はない」とおっしゃる方まで存在します。

知らないとはそういうことです。みなさんの勉強が進むことを祈るばかりです。