2021/1/27【本紹介⑨】かあさんの暮らしマネジメント〜仕事、家事、人生をラクに楽しくまわすコツ〜(一田憲子氏)
一田憲子さんの著書、”かあさんの暮らしマネジメント〜仕事、家事、人生をラクに楽しくまわすコツ〜”、SBクリエイティブさんから。
“ワーキングママは、そこらのビジネスマンよりずっとマネジネント力が高い。”
そんな一田さんの気づきから、スタートした本書。
まさにその通り!👏👏
今も尚、ワーキングママとして出版社で働き続けている元同僚達を見ていても、本当に尊敬でしかない。
英国にも、”Mumpreneur” (”マムプレナー”=“Mum”【ママ】+”Entrepreneur” 【アントレプレナー:起業家】の造語)などのワードがあり、そのマネジネント力は、一目置かれている。
⚫︎【子育て】:正解なし、ムダが多くムダが必要。
⚫︎【仕事】:効率化、論理的。最適解を目指し、ゴールまで最短距離を探す。
この相反する世界を、彼女達はさらりと、
そして、軽やかに行き来している(ように見える。)。
そんな8人のかあさん達を、一田さんの優しく、分かりやすい視点でご紹介された一冊。
”がむしゃらに一生懸命頑張る“だけでは通じない。
読み進めていくにつれ、
何回も壁を乗り越えてきたからこその、
かあさん達の金言の宝庫でした。
1番響いたのは、8人のかあさんに共通するポイント、
⚫︎“自分を整える(=ご機嫌にする)仕組みをいかに、つくれるか”。
・暮らしの中心に、太陽のような”Big Smile”のママがいる。
・限りなく、ご機嫌で、仕事する。
難しいけれど、それがどんなに大切か。
そのために、どんな工夫ができるのか。
改めて、トコトン見直してみようと思った。
英士を産んでから、2年5ヶ月。
子育てにおいては、
毎日が分からないこと、試行錯誤ばかり。
3週間後に第2子を出産しても、
ちゃんとやっていけるのだろうか。
毎日不安が胸をかすめる。
でも、そんなもがきの中、
【自分をご機嫌にする仕組みをつくる】ことだけは、少し上達したように思う。
子育てや家事、仕事とのバランス。
やってみるまで全くわからなかったけれど、
頭を打ちまくって、こうしたら少しわかるようになりました。。
そんなヒントを、今後もこのサイトで
少しずつ発信できれば、いいなぁと思う。
(※以下、本書より一部抜粋させて頂きました)
⚫︎江口恵子さん インテリア&フードスタイリスト
・子どもがいる。私には、これだけの時間しかない。でも、やりたい事がある。一見それは成立しなさそうだけど、いかに成立させるか、トコトン考えます。そして、成立させるためには、まず、【やる】と決めちゃう。子どもの有無に関わらず、やれるやれないに関わらず、【できること】を前提にして、逆算して物事を考えていくのです。
・子ども達が、まだ言葉もわからない時から、きちんと言葉で説明する。噛み砕き、受け取るようにして渡してあげると、子どもたちなりの受取り方をしてくれるのだと思います。
⚫︎りょうこさん ワーキングママ。
・無理して完璧を目指したって、毎日が楽しくなるわけじゃない。
1日を100%使い切らないのが、自分を潤すためのコツ。
⚫︎宮崎優子さん デザイン会社勤務。
・仕事と子育てのマネジネントで大切なこと?
→その都度、その都度。
おかあさんは、10個したいことがあっても、5個出来ればいいほう。だから5個だけは絶対できるようにしっかり向き合う。それでも、1個か2個しか、出来ないこともある。そんな時も、迷わず1番はコレ、2番はコレ、と言える自分でいたい。その都度何を1番と選ぶのか、を言える準備をしておく。
⚫︎藤田ゆみさん 福岡でこども園をオープン。
・意識が上へ上がりすぎると、皆に見られているとか、恥ずかしいとか、緊張するとか、全て頭で考えるようになってしまう。そんな意識を下へ下ろして、自分とつながる。朝の始まりに自分を整える。それをやらないと、子ども達に、余裕を持って接する事ができないし、多くの仕事をブレずにこなすために、クリアでニュートラルな状態に自分を戻すことが必要。
⚫︎澤田伊公子さん バックデザイナー。
イヤイヤ期は、同じ目線に立ってトコトン受け止める。その方が結果的に近道。