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suma's Occupationー作業療法を楽しむためにー

急性期のOBPについて4

2016.09.30 17:17

こんばんは、sumaです。




急性期のOBPについてです。




前回は下記のリンクから。




さて、この画像の意味はわかりましたか?



結構、簡単すぎたかもしれません。



医学情報で足りず、基本情報や個人因子を収集しましたが、それだけではOBPできないことを指摘しました。



それはなぜか。



対話です。



単純に、情報だけではOBPできません。



面接をして、本人の意志を探る行為が必要になります。




それがなぜ必要なのか。




例えば、趣味がお茶を入れることと社交ダンスとありました。



お茶を入れることは、お茶が好きなんだろうと思います。



でも、お茶そのものなのか、お茶を入れる行為なのか、お茶を介した活動の何かなのかは分かっていませんよね。



これは作業科学でいうところの、作業の形態、機能、意味を考えるということです。



対話がないとそこの評価はできない。



そして、最も勘違いをしないでほしいのは、アプローチについて。




OBPというと、直接IADL訓練をしたり、交通機関を使った外出訓練など、最近はより直接的な介入が試みられています。



しかしながら、急性期にそんな時間があるでしょうか。



天秤にかけた時、あなたは機能訓練をしますか、代償アプローチをしますか、環境調整ですか。




シリーズ当初に言いましたように、作業の可能化enabling occupationを必ずしも目指す必要はないと思うんです。



もちろん、最終的には作業の可能化が目標かもしれませんが、



急性期で、1週間から1ヶ月程度の入院期間で


最終的なゴールに達成するとは考えにくい。



つまり、急性期には急性期に必要なことをやればいいと思うんです。




機能訓練、離床、運動学習。



必要な環境調整。



自信を得るのに重要な実動作ももちろん。



それをしている時に、作業に関わる目標を共有したり、発症前の作業を思い出したり、今やっていることの意味を確認する。



そんな、作業に関わることengaging occupationもOBPだと思うんです。




だから、OBPやりたいからって、無理に作業の可能化を目指そうと思ったら、なんだか自分よがりになってしまう。




それは、クライエントの意志を探れておらず、今必要なものを提供できていない。



作業の可能化ができないときは、従来の機能訓練をしていーんですよ!



作業と関わりながらであれば。




クライエントの作業の話をしながら、やることって大事です。




アプローチは


what何をするか、よりも


howどのようにするか、が大事です。




あ、長くなりすぎましたね。




それでは、急性期のOBPについてシリーズをひとまず終わりにします。




ではまた。




suma's  occupation