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Workshop Vuovdi / 東京下町の小さな森の工房

単独猟ノススメ

2021.01.31 00:49

これは毎年ハンター向けに関東山地ニホンジカ広域協議会事務局が発行しているニュースレターの一部抜粋である。上記協議会は関東山地を有する都県の部局(鳥獣、森林、農業等)と、国の機関(環境省、林野庁、農水省)、専門家が連携し、広域的なシカ対策を進めている。自治体の参加機関は東京都、埼玉県、群馬県、山梨県、長野県でオブザーバーとして神奈川県が参加している。


気になった記事を要約すると捕獲困難地域でのシカ密度が高くなってきており、捕獲困難地域では巻狩ではなく単独猟の方が適してますよ!もっと単独猟で鹿密度高い地域に行ってくださいね!ということらしい。また単独猟で使う銃はライフルかハーフライフルが良いですよ!とか日帰りで難しい時は避難小屋を是非利用してくださいね!というアドバイスまで書かれているw


北海道でのエゾジカ猟では巻狩より単独忍び猟や流し猟が主流で今や常識になっている昨今であるが本州では通常と言ったら巻狩で、私も昔、単独猟を始めた頃は地元グループから異端児扱いされたぐらいだ。しかし今、こうやって国や自治体が本州でも単独猟の有効性を認めざるを得ない状況になって来ているのは目に見えている。


最初一人では何もかも上手くいかず獲物も獲れないかもしれない。しかし何事も諦めないことが大事だ。人間は目指す場所があれば必ずそこへ向かって成長する。勇気を持って先ずは見たこともない世界へ一歩足を踏み入れて欲しい。


私はすでに50代である。この先おそらく単独忍び猟は銃の所持許可が下りているうちは続けたいと思う。そして若い人たちの背中を押してあげる事が出来たら良いなと思う。だから是非、私より体力のある若い人たちに単独猟に挑戦してもらいたい。