about Alex Danny S(日本語)
2021.01.31 02:59
about Alex Danny S(日本語)
indonesia 在住のアーティスト、アレックス。
おそらく私はアレックスと直接の面識はありませんが、今回の展覧会の概要を参加アーティストの方が彼に紹介してくれたご縁で、作品と制作過程の提供をしていただきました。
アレックスの作品は、画面越しからでも伝わるanimism的価値観が強い印象を受けました。
その後、彼の制作過程のプロモーション映像を見て納得しました。木の枝を削り、炎で整え、自然的な場所で人の形でないものをportraitにしていくという方法が丁寧に映し出されていたからです。
(恥ずかしい事に、私はyogyakartaに行くまで落ちてる木の枝を削り、そのまま描くということをしてきませんでした。整っている画材は勿論使い慣れていましたが、その場に落ちてる木を拾い、即興で似顔絵を描いた時、私は面白いほど苦戦しました。Robet やsyarifをはじめ、jogjaにいるアーティストは皆慣れており、それを見た私は無性に羨ましくて悔しい気持ちになったのを覚えています。勿論しっかりしたクオリティの画材を使う事は大前提だと思います。何故なら発色や保存等、作品自体に与える影響に響くからです。しかし、私は言いようの無い羨ましさを感じたのです。)
そんなアレックスの動画を見ていると、枝やペインティングナイフが時々彼の手そのものだと、私の目が錯覚をするのです。
本当に不思議な感覚ですが、下記に彼の動画を載せておきますので、リラックスして見てもらえたら嬉しいです。
terima kashi アレックス!
いつかしっかりお話してみたいです!
安藤圭汰評