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Fit Insole

チャレンジ

2021.01.31 03:25

コロナで大変な状況が続いています。


Fit Insoleでもやはりお客様の来店数も減り、イベントも開催できていません。


でも気持ちは変わりません。

インソールをオーダーしてくれる人に喜んでいただけるように全力で向き合ってい

ます。

それと同時に空いた時間で今までやりたかったことに挑戦しています。


①フッドペッド型ワラーチ

私は、インソールを製作することが仕事です。


靴の中にその人の身体の動きに合ったインソールを置くことで、効率的に身体が

動かせるようになります。

その結果、痛みが改善されたり、疲れが軽減したり、パフォーマンスが向上する

こともあります。


とても奥が深く、やりがいもあり、楽しい仕事です。

一方、裸足で歩くことで人間本来のバランス感覚を呼び戻し、その人間の能力を

使えれば、しっかりした身体がつくられ、痛みも減り、疲れにくくなるという考

え方もあります。


それがワラーチやルナサンダル、ゼロシューズ、アルトラといったベアフットシュ

ーズに代表されるものです。


裸足なるべく近くなるように設計されますので、インソールとは真逆の考えですね。


私は、インソールを製作しながらも、根本的な改善を図るには人間本来の能力をと

り戻すことが必要だとも思います。


しかし、ベアアフットシューズを好んで履いている人の足を見さしていただいてい

ると、そればかり履いていると逆に足のバランスは崩れている方が多いのも見てき

ました。


そんな現状を見ているからこそ、両方を合わしたサンダルを製作しています。

それが「フッドペッド型ワラーチ」です。

裸足感覚のサンダル。


そこに最低限の3つのアーチサポートをプラスしています。

さらに足の動きについてくるように軽量でしなやかにしていますので、まさに裸足

感覚。

ただ、ルナサンダルやワラーチのように走れるようには製作していません。

あくまで、しっかり歩けるように、普段やリカバリー用に考えています。

屋内ばき用もいいかな〜なんて。


まだ、試作段階ですが春には間に合うように頑張っています。


②ヒールやパンプスのインソール


ヒールやパンプスといった靴は履き口が大きく取られています。

そこにインソールを入れると、セクシーじゃなくなってしまうといったことを言われた

ことがありました。

どうしてもボテッとした印象になってしまうと。


そこでインソールに「くびれ」を作ってあげることでサポートをしつつ、ヒールの見た

目も損なわないのではないかと試作してみました。


まだ、写真のものを試作しただけですので、材料を革などにし、もう少し工程を見直せ

ばいい感じになるのでは、と思っています。


③冬用インソール


冬登山やスノボなどをしているお客様からの相談で始まった、冬用の足先の冷えを軽減

できるインソール。


自分の体温を取り込み、熱を逃さないようにすることを狙い製作しました。

年末に急遽製作したため、素材選定等でまだまだです。


テストをできる期間が限られているため、年末にテストしてくださる方を募集し現在実

際に履いてもらっています。

北は北海道から南は熊本までテスト用のサンプルを送って、テストしていただいています。


活動量が増えて、ある程度自分自身から熱が出ていれば足先の冷えが防げる一方、自転

車やスノーボード、スキーのように足を固定しているスポーツでは熱が発せられず、足

先の冷えは完全には取れないみたいです。

改善の余地はありそうです。


今年の冬までにもう1度作り込み、次の年くらいに完成していければいいかなと思って

います。


こんな感じで新しいことにもチャレンジしているこの頃です。

こうやって色々試行錯誤していると新たな発見や視野が広がることを実感します。


気兼ねなく皆さんとお話しできないのは寂しいばかりですが、Fit Insole

頑張っています‼︎