もみじ(カエデ)草木染め 色見本 植物 材料
2021.01.31 06:38
左が重曹なし 右が重曹抽出
左上 無媒染 アルミ媒染
左下 銅媒染 鉄媒染
「もみじ」日本特有の呼び方、植物的には「カエデ」が正しい
なぜ日本ではもみじとカエデ、それぞれを違う名前で呼んでいるのか。
それは、古来使われていた「もみづ」という動詞が由来になっている。
この言葉から派生したのが名詞の「もみぢ」で、昔は草木が色づいたさまを
「もみぢ」と表していた。それが転じて、カエデの中でも特に真っ赤に色づく
種類をもみじと呼ぶようになった。そのため、もみじと名が付く植物は、
大きく分ければイロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジの3種と少ないわけだ。
もみじとカエデはすべてムクロジ科カエデ属の植物で、
イロハモミジなども植物学的にいえばカエデと呼ぶ方が正しい。